走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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悪夢の再来

毎回、今度は絶対に買うまいと思っているサークルK/サンクスで販売される京商のミニチュアカーコレクションですが、かねてから噂にあったとおり、アルファ・ロメオの第二弾が販売されることになったようです。
詳しくは京商のサイトをご覧いただければと思いますが、前回の第一弾の際には、オトナ買いはおろか、夜中に近県のサンクスをローラー作戦で買い漁るという恥ずかしい凶行に及んでしまったので、今回は少し冷静になろうと思っています。

しかし、いざラインアップを見てしまうと、それはそれでちょっと燃えてしまうチョイスです。

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前回のマゼラーティコレクションの際もそうでしたが、このシリーズはとても子供を対象にしているとは思えない車種です。現在の子供がコンビニの店先で、買ったばかりの箱を開けて、

「やりぃ・・・TZ2だぜ」

などと叫ぶとはとても思えません(笑)

それほどまでに、オトナを悩ませる心憎い車種選択にうなってしまいました。アルファ・ロメオ公認ということもあって、現行モデルもラインアップにちゃんと加えられてはいますが、このシリーズを買うヒトの本命は、Breraや159Sportswagonであるはずがなく、おそらく155かTZ2であろうと思います。

願わくば、TZ2がロードゴーイングモデルではなく、コンペティションモデルであれば・・・と思いましたが、それは欲張りで、必ず自作デカールを誰かが販売するだろうと思いますので、簡単にコンペティションモデルに仕立て直すことができるでしょう。

私の狙いは、Giulietta Sprint、TZ2、Tipo33にRZくらいで、後はどーでも(苦笑)という感じですが、これらをゲットするためには結局、オトナ買いをしなければなりません。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、究極のオトナ買いは「カートン買い」と呼ばれる20箱が入ったコンビニの仕入れ用のカートンを買うことなのですが、

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本来はコンビニの仕入れ用で、一般には販売していなかったものです。それが近年は当たり前のように売られているのですから、「オトナ買いの極み」だと言えるでしょう。
実は、私自身も前回のアルファ・ロメオコレクションの際に、このカートン買いをしてしまったのですが、正直、ちょっと後悔しています。やはりこういったブラインドボックスは何が入っているか分からない箱を開けて一喜一憂するのが正しい楽しみ方で、カートン買いのような物量作戦は、終戦末期の連合軍の作戦のようで(苦笑)、ちっとも戦術的には面白くもなんともないのです。

今回は、カートン買いをせずに、地道に買っていこうと思っていますが、果たして何箱で止まるやら・・・(泣)

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イベントの裏方

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私が所属するアルファ164オーナーズクラブは年に2回、全国規模のイベントを開催しています。それはドライブに最適な春と秋に行われており、春は西日本、中部支部主催により企画され、秋には東日本支部主催により企画されています。
もともとは秋のイベントのみだったのですが、西日本のメンバーは遠路のためその補助的な企画として春にも行うようになったのですが、そういった意味でも秋のイベントはオーナーズクラブの中心的なメインイベントと言って良いと思います。そしてその「秋の全国クラブラン」と呼ばれるイベントが今年も9月7日に開催されます。

私は事務局としてそのイベントの裏方を例年やっているのですが、昨年はアルファ164生誕20周年記念パーティの企画があったため、さすがに2連荘は・・・ということでこの秋のイベントは他のメンバーにお任せしてしまいました。単なる参加者としてこのイベントに参加したのは久しぶりで、のんびりと楽しませてもらったのですが、今年はそうも行かず裏方をやることになってしまいました。面白いもので、私自身は参加者としても楽しむことができますし、裏方としてもこれまた楽しいので結局どちらでも良いのですが(笑)、それでも準備はそれなりに大変な作業です。

通常は会場探しから始まるのでしょうが、私たちの場合は例年、場所は蓼科パークホテルと決めています。このホテルは、これまた毎年開催されるALFA ROMEO DAYの会場になっているホテルなのですが、こういったクルマのイベントには慣れており、イロイロと便宜を図って頂けるので大変助かっています。
イベントを企画する側からすると、一番苦労するのが場所選びですから、場所の選定をしなくても良いのは大助かりです。そして会場側が手馴れているのも同じく大助かりで、今回も事前打ち合わせはせいぜい食事のメニューぐらいのものでした。

そしてイベントのメインがタイムラリーなのですが、これも永年に亙っての定番企画として実施されているものです。このタイムラリーについては過去のブログで詳細をご紹介していますので、どのようなものかはそちらをご覧いただきたいのですが、そのコース設定のためには必ず事前の下見が必要となります。

先日の週末にその下見に行ってきたのですが、ご存知の通り天候は最悪でした。

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まずは中央高速で諏訪ICを目指したのですが、雨にもかかわらず高速は大渋滞!です。

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夏休みも終盤ということもあったのでしょう。こんな天候でも行楽地に出かけるクルマが多く、八王子JCTを抜けるまでに2時間かかってしまいました。

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それにしても毎度渋滞する度に思うのですが、休みの日の高速マナーは最低で、高速道路を走り慣れていないドライバーは平気で追い越し車線を80km走行で塞いでいますし、路肩走行も結構見かけました。
このハナシは別途いずれ書きたいと思っていますが、交通に限らず人間社会には法律だけでなく、暗黙の了解とマナーがあると思います。法律を守るのは大前提として、それだけ守っていれば快適に皆が生活できるか?というとそうではなく、むしろ「快適」という点ではこの暗黙の了解とマナーのほうが重要な気がするのですが、残念なことにどこかに書いてあるワケではありませんので、確信犯ならともかく、それを知らないヒトの行動に対してはため息をつくしかありません。

やっとの思いで到着した蓼科は濃霧で、とてもコースを下見できる状態ではありませんでした。ましてや基準タイムを計測するなどということは全く不可能です。仕方なく翌日に集中して行うことにしたのですが、次の日は霧は少しは晴れたものの、道路が川のようになるほどの豪雨でした(泣)。

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それでもお昼頃になって雨も小止みになり、コース設定と基準タイム計測を何とかこなして現地準備を終了することができました。今年のコースはワインディングあり、景色を楽しむポイントありと盛り沢山なコース設定ですので、参加される方には楽しんでいただけるだろうと思います。

これで準備は終了か・・・と言うと、コマ地図の作成やら名札の作成などの事務作業に加えて、賞品の調達という大変ながら楽しい交渉作業が待っています。
こんなことをしながらイベント当日を迎えるわけですが、実は参加する以上に楽しかったりするのは元来の性格なのかも知れません。

こうしたイベントには、楽しんでくれる参加者と、楽しんでくれている参加者を見るのが楽しい主催者(スタッフ)が必要不可欠で、その両方が揃って初めて、お互いにストレスのないイベントができるのではないかと思います。
さて、今年も目一杯楽しみたいと思います。

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テーマ:イベント - ジャンル:車・バイク

リフォームのアイディア

笹本氏のご自宅を紹介したところ皆さんの反響が良かったので(笑)、私から見て素敵だな・・・と思ったリフォームのポイントをご紹介したいと思います。

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玄関は笹本氏の好みから広げられており、広々としたスペースとなっています。確かに入り口が狭いと家全体が圧迫感を持ってしまいますが、玄関が広くて明るいとそれだけで広々として見えます。

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下駄箱はアイディア満載です。収納力もさることながらパンチングされた裏板の後ろに照明を入れることにより靴が見やすくなっています。

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洗面所も彼のゴダワリポイントです。三面の鏡はどこから撮影しても自分が映りこんでしまうために、この写真を撮るにも大変苦労しましたが、奥様にとっても使い勝手のよい洗面所となっています。

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バスルームも大幅なリフォームにより明るく生まれ変わっています。おそらくバスルームのサイズは変わっていないと思われますが、洗面所と同じく明るく使い勝手のよい(使ったことはありませんが)、バスルームであろうと想像できます。

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ベッドルームも間接照明が効果的に使われており、リビングと統一されたコンセプトです。寝心地は・・・分かりません(爆)

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ベッドルームには奥様のドレッサーもあるのですが、ウッドブラインドがアクセントになっています。

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ダイニングスペースの飾り棚も手作り品です。ダイニングスペースはベランダへ通じているため、風の通りも良く、明るい場所です。

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リビングにはもう一箇所の壁面があり、ここも手作りの棚が設えてあります。彼はこの辺りの空間の使い方が実に上手く、床のスペースを殺ぐことなく圧迫感のない収納スペースを確保しています。

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リビングのソファーも彼が拘り抜いた選択なのですが、単にソファーを置いただけではありません。

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ソファーの背面には出窓と面一になるように細工がしてあります。このスペースはナンと配線を隠すための造作です。

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そもそも、なぜ私がこのような写真を撮っているかというと、リフォーム工事が終了した際に笹本氏から写真を撮ってくれと頼まれたからなのですが(苦笑)、実際に訪ねてみるとその随所に発揮されているアイディアは秀逸で、参考になるところが多々あり、つい、「これは幾らかかったの?」と尋ねてしまいました。

なんだかどこかのTV番組のようになってしまいました(苦笑)

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趣味とセンス

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「趣味が良い」とか「センスが悪い」といった表現でヒトの感性を表現することがあります。
考えてみれば、「趣味が良い」とはどういうものを指すのか?また「センスが良い」とはどういうことを言うのか?の定義は定かではありませんので、多分に感覚的な表現だとは思いますが、仮に自分の感性にマッチしていなくても、その良し悪しは判別できることから、何か絶対的な尺度があるのかも知れません。
特に男性の趣味やセンスを体現するものに、服装や髪型に加えてその持ち物や住まいなども挙げられますから、この趣味やセンスというものはそのヒトそのものを表わす重要なファクターではないでしょうか。

私たちクルマ好きにしてみれば、常に自分のクルマ選びの「趣味」が良く、その乗り方の「センス」が良いことを目指しているワケで、そういった意味ではアルファ・ロメオというクルマはその「趣味」を表わす格好の対象となっていると思います。仮にアルファ・ロメオに乗っていたとしても、ヘンなステッカーをベタベタと貼っていたり、室内にやたら不必要な小物を置いたりするのは「センス」が悪いということになるでしょうし、乗るときの服装に始まり、運転の仕方まで含めてその「センス」が問われるのですから、なまじ「趣味」の良いクルマに乗っているがために、余計に「センス」を問われてしまうという皮肉な結果になってしまうのも無理からぬことだと思います。

私の周囲にはその「趣味」と「センス」にこだわりを持つ仲間が多くいます。仮に自分の感性に合っていなかったとしても、そのヒトなりに拘った末の結果には敬意を払いますし、素敵だなと思うのですが、一方で最悪なのが無頓着ということではないかと思います。
例えば、ちょっと草臥れたジュリアにラフな服装で乗るのも「センス」が良いと思いますし、完全にGTAルックに仕立て上げ、ピカピカにレストアされた状態をイベントで見れば、これまた良い「趣味」だなぁと思うのですが、単に「乗りっぱなし」で薄汚れたクルマに、これまた着の身着のままで乗られたりすると、こんなヤツにはアルファ・ロメオに乗って欲しくない・・・と思ってしまうのです(苦笑)

私から見てこの「趣味」と「センス」が良い好例が仲間の一人である笹本氏です。必ずしも笹本氏と私とはこの趣味とセンスが一致するワケではないのですが、彼のさりげない拘りは私にも理解できますし、その拘りが微妙であればあるほど、彼のそのセンスの良さが際立っていると思います。
その拘りは単にクルマだけでなく、彼の自宅にも表れています。彼のブログでは自宅のDIYでのリフォームや掃除の様子が書かれていますが、彼の仕事柄でもあるのですが、リフォームにあたっては彼のセンスが随所に表れています。

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特にリビングの間接照明などはその造作は安上がりな方法を取りながらも、出来上がりを見ればそのコストを全く感じさせない仕上がりです。
彼によるとこの種のリフォームは浴室の設備を一新するとか、洗面所のユニットを交換するなどの工事が主になり、なかなか内装全体に手を入れることはないそうなのですが、彼は全ての部屋全体を彼自身のセンスでコーディネートし、それを自ら想定した予算内でいかに納めるか・・・ということに知恵を絞り実現させています。結果、そのリフォームは通常かかるであろうコストから考えられないほど安価で実現され、実際に見学に訪れる顧客が後を絶たないそうです。

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リビング壁面の棚も彼のアイディアによるもので、そこにはあらかじめ何を置くかを想定したデザインです。そしてそこに置かれているのは1/18スケールのミニチュアカーたちで、それも全て赤のロードゴーイングフェラーリです。常日頃から彼は私のことをヲタク呼ばわりしていますが、何のことはない私から見れば彼こそヲタクだと思います。しかも単なるミニカーヲタクではなく、ディスプレイヲタクでもあります。
しかし、そのセンスは抜群で、自分だけでなく訪れる人にも心地よい空間を提供しているのですから、彼の趣味とセンスは素晴らしいと思います。

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今回は彼の会社関係から入手した宮古島産のマンゴーを頂戴しに行ったのですが、そのマンゴーは噂どおりの絶品で、ここまで誉めておくと必ず来年も食べさせてもらえるだろうと確信しています(笑)

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それにしても、自宅の飾り棚にフェラーリを並べ、部下に建築模型材料で階段まで作らせて飾るあたりは立派なヲタクだと思いますよ。ねぇ笹本さん(笑)

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ALFA ROMEO Sport Collection 76

本日ご紹介するのは前回のAlfetta Berlinaのクーペ版であるAlfetta GTの最終型であるAlfetta GTV6です。

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前回、レーシングテクノロジーであったトランスアクスルやド・ディオンアクスルをBerlinaとしてのパッケージングに応用した贅沢なモデルがこのAlfettaであったとご説明しましたが、1974年に発表されたそのクーペ版であるAlfetta GTは、同様にこの贅沢なレイアウトから、卓越した運動性と4座クーペとしてのキャビンスペースを確保していました。デザインしたのは当時Bertoneのチーフデザイナーであった巨匠ジゥジアーロで、そのスタイリングは色あせることなく今尚スタイリッシュだと思います。
Bertoneと言えば、残念なことに先日倒産のニュースが伝えられました。その後の情報によれば、確かに工場部門は閉鎖されてしまいましたが、デザイン部門は細々と仕事を続けているようです。願わくばZagatoのようにデザイン部門だけでも生き残って欲しいものです。
そのBertoneは伝統的に4座のクーペが得意なカロッツェリアで、Giulia Sprintの時代からアルファ・ロメオもそのクーペデザインをBertoneに託して来ました。最も新しいモデルはアルファGTですが、これもアルファ156をベースに、ちゃんと4座のクーペとして成立しているところに、イタリアのカロッツェリアの伝統を感じることができます。

Alfetta GTはBerlinaと同様にその搭載するエンジンの排気量はUPされて行くのですが、最大の転機がそのモデル末期とも言える1980年でした。クーペボディにのみ、その前年に発表された新しいアッパーミドルセダンであるアルファ6(セイ)に搭載された新型の2.5LV6エンジンを搭載したGTV6が発表されたのです。
このV6エンジンは当初は排気量2.5Lだったのですが、その後30年に亙り進化し続け、現在でも排気量3.2Lでヘッドは24V化されてアルファGTに搭載されている、アルファ・ロメオの歴代のエンジンの中でも名機との誉れ高いエンジンです。

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元来4気筒エンジンを搭載することを前提に設計されていたAlfettaでしたが、このV6エンジンは構造がコンパクトで、しかもトランスアクスルレイアウトであったために、ミッションケースの心配をしなくても良いことが幸いして、この想定外のエンジンを難なく搭載することができました。
唯一の問題はVバンクの中心におかれた燃料噴射装置で、そのままではボンネットを突き破ってしまうためにボンネット上にパワーバルジが付けられていることが、GTV6の外見上の特徴となっています。

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現在でこそこのV6エンジンは名機と呼ばれていますが、発売当初はアルファ6しか搭載するモデルがなく、しかもその頼みの新型車も販売の出だしは不調であったため、エンジンの「数を捌く」ために、モデル末期にも係らず急遽搭載が決定されたのですが、Alfettaはそのバランスの取れたシャーシー形式から、この重量増も難なく受け止めることができたのは幸運でした。
えてして、設計時の想定外のエンジンを積んだモデルはバランスが悪く、決して良いクルマにはならないものなのですが、このGTV6は違っていました。

GTV6発表から2年後の1982年、当時のETC(ヨーロッパ・ツーリングカー選手権)はそのチャンピオンシップがグループAと呼ばれる量産車ベースのカテゴリーにかけられることになります。
当時のアルファ・ロメオのレース部門であったアウトデルタは、それまでTipo33でスポーツプロトタイプ部門に専念していたのですが、この変更でアウトデルタはGTV6をベースにETCに参戦することとなります。
Giulia SprintGTAの時代からアルファ・ロメオのレース運営はこのアウトデルタに任されており、彼らがホンキになれば、もともと素性の良いレーシングカーのような凝ったレイアウトを持つGTV6はライバルの「フツーの量産車」とは別物で、排気量2.5L以下のクラス(Division2)でなんと4年連続でチャンピオンシップを獲得するのです。
これはGiulia SprintGTAに匹敵する戦績で、サーキットにおけるアルファ・ロメオの第二黄金期と言って良いのですが、悲しいかなアルファ・ロメオの経営そのものがかなり苦しかった時期でもあり、あまり宣伝もされなかったために意外と知られていません。ですが、モデル末期のクルマに付け焼刃で載せたエンジンであったことを考えると、GTAの活躍以上に素晴らしい戦績だと思います。

付属するミニチュアモデルは1982年のモンツァ500kmレースで優勝した車両ですが、このTotipカラーもなかなか格好良く、Alfetta GTV6に似合っていると思います。
モデルの出来は正直あまり良いとは言えませんが、それでもコレクションしておきたいモデルです。

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そして、何を隠そう・・・私自身はこのGTV6が大好きです。密かに狙っているのですが、なかなか良い物件がないのが現状です。
どうでしょう?これならアルファ164Q4の後継として誰からも文句は言われないと思うのですが・・・(苦笑)

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メンテナンスの掟

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前回のブログでアルファ164の維持にはそれなりの心構えと環境が必要だと書きました。
よく考えてみると、私たちのように日常的にメンテナンスガレージと呼ばれる整備工場とお付き合いしているユーザーは数少ないと思います。
国産車外車を問わず、普通の自動車ユーザーは新車でディーラーからクルマを購入し、その購入したディーラーで点検整備を行い、そして買い替えて行くのですから、私たちのようにメンテナンスガレージとの接点はないでしょう。

メンテナンスガレージはクルマの整備により経営が成り立っています。中古車や新車を販売している店もありますが、あくまで整備が中心のお店です。一方で整備工場を併設している販売店もありますが、こちらは自社が販売した車両の整備が中心で、それ以外のクルマを整備する場合でも一般的にはクルマを買ってくれた顧客が優先です。
メンテナンスガレージは大別すると2種類あり、スペシャルショップと呼ばれる特定のメイクスや車種を中心に整備する工場と、国産車外車を問わず何でも整備する工場です。
アルファ164を中心として整備するスペシャルショップは残念ながらありませんし、もしあったとしても経営は成り立たないでしょう(笑)。ですので、一般的にはアルファ・ロメオやイタリア車を中心としたスペシャルショップに整備をお願いする例が多いようです。

スペシャルショップはどうも苦手・・・という声を聞くことがあります。それはマニアの客ばかりで、シロートが行くとバカにされるのではないか?という不安や、それまではディーラーで手厚いサービス受けていた経験をベースに訪ねると、意外にぞんざいに扱われたり(苦笑)するために、どうも苦手に思う方もいるようです。
前者に関しては全くの誤解で、確かに常連と言われるマニアックな客(私もか・・・)もいることは確かですが、こういったお店は常に新しいお客様に来てもらいたいと思っていますので、むしろヘンに知ったかぶりをせずに、そのまま門を叩いたほうが親切にしてもらえるものです。
一方で後者の場合は、オーナー側の理解の問題ではないかと思います。ディーラーは販売責任がありますから、定期点検のお知らせに始まり、営業担当からサービスフロントに至るまで組織体制によりサポートしてくれます。その環境に慣れたオーナーがいきなりスペシャルショップを訪ね、それまでのディーラーで受けたサービスを要求すると、スペシャルショップ側からすると居丈高な客に見えてしまうようです。

大都市圏ならともかく、地方にお住まいの方であれば、おいそれとアルファ・ロメオ専門のスペシャルショップなぞはないと思いますが、それでも面倒を見てくれるメンテナンスガレージはあると思います。見分けるポイントは様々なクルマが入庫している工場で、それはすなわちメカニックの方に得意不得意がないことを意味していますので、一度相談してみてはいかがでしょうか。反対に先入観がない分、受け入れてくれるのではと思います(笑)

スペシャルショップであろうと市井の整備工場であろうと、アルファ164のサービスマニュアルを持っているところは少ないと思います。アルファ・ロメオから当時のディーラーに配布されたこのメカニック用のマニュアルはエンジンのOHから電気系統のカプラー形式まで、おおよそメンテナンスをするであろう箇所の全てについてその方法と調整データが記載されています。このサービスマニュアルがあるとないとでは、整備品質に天地の差があります。どんなに経験豊富なメカニックであったとしても、サービスマニュアルに記載されている全ての作業を経験した方はいないのです。また、専門知識があればこのサービスマニュアルを見る事により、作業手順が確認できるため遠回りをせずに済みます。
まれにオークションなどに出品されることがあります(私もそこで入手しました)ので、もし見かけたなら速攻で入手しておくべきです。
このサービスマニュアルとともにクルマを預けるだけで、メンテナンスガレージ側の反応は違うと思います。もし有難がらないメカニックでしたら、そこには預けないほうが良いでしょう。

前回のブログに書きましたように、アルファ164の部品は入手難です。それが理由で整備を断られたり渋られたりすることが多いと思います。そういう場合は部品持込で整備をお願いすることになります。こうすることにより整備工場の部品手配の手間を省くことができ、「部品待ち」にならずにすぐに整備に取り掛かることができるのですが、持込部品はお断り・・・という整備工場は結構多くあります。
それは決して不親切だからではなく、部品を持ち込む側にも問題があるのです。
正規のルートで入手できる部品を、安いから・・・という理由で海外やオークションで入手したり、OEM部品を持ち込むようなことは避けるべきでしょう。整備工場には整備責任がありますから、これらの部品が不良だった場合はトラブルの元になりますし、部品代と整備料の全体で利益を確保している場合は、整備工場の利益を薄くすることになってしまいます。
基本的に持込部品は自己責任です。明らかな整備ミスの場合はともかく、持ち込んだ部品が不良であったり、適合しないことによる整備の二度手間に対しては、工賃をきちんと払うという覚悟が必要です(もちろん相手との話し合いではありますが・・・)。

そして、できれば整備中に工場に足を運んで、実際に作業を見ておくべきだと思います。ディーラーで整備するのであれば、「あなた任せ」で全然構いませんが、メンテナンスガレージとの信頼関係は相手のシゴトに対する正当な評価と尊敬が基本だと思います。そしてその信頼関係を築くことができ、理不尽なクレームをつけない客だということが分かれば、持込部品の問題も自然と解決されると思います。

オーナーズクラブの新メンバーから良く聞かれる質問に、この整備工場の紹介がありますが、これが答えるのに難しい質問であることが、ここまで読むとお分かり頂けると思います。その方にどこまでの心構えがあるかどうか分かりませんし、信頼関係の築き方も各人各様です。また、メカニックの方との相性もあるでしょう。ですので、個人的には余程のことがない限り、メンテナンスガレージの紹介はしないようにしています。
そして困ってしまうのは、「紹介だと安くなりますか?」と言われることですが、これに至っては論外で、こんなヒトにはどこも紹介したくはありません(苦笑)

さて、肝心のアルファ164の部品ですが、よほどヘンなものでない限り、また潔癖なオリジナル嗜好でなければ、その交換部品の殆どを私の地下組織ルートで入手することができます。ただし、現在のところは・・・ですが(苦笑)
今回もアルファ164QVのカムシャフトやガスケット・シール類を手配しましたが、純正部品が全て欠品であるにも係らず全て揃えることが出来ました。これらの部品はアメリカ、カナダ、ヨーロッパで捜索するのですが、アルファ164は北米でも販売されていたために、アメリカでのOEM部品はまだまだ入手が可能です。また機能部品でなければ、解体車から予備パーツとして入手しておくことができますので、他の同年代のクルマに比べても、特段部品供給が悪いわけではないと思います。むしろ80年代の国産車の状況のほうが悲惨ではないでしょうか。

新車を乗り継いで来られた方やアルファ・ロメオが初めてといった方が、いきなりアルファ164を欲しいと思うと、心配や不安が数多くあると思います。そしてそれらの心配や不安はこの心構えと環境でかなりの部分が減るのではと思います。
国産車に乗っているときは、そんなふうに思いもしなかったのですが、アルファ・ロメオは自分が走らせているのではありません。走り続けてもらおうと様々な工夫をしてくれるメカニックの方や、お互いに助け合おうとする仲間に支えられて走り続けることができるのです。この環境がなければクルマの寿命はとっくに尽き果てていることでしょう。

クルマを移動の道具と考える方にとって、これらの心構えや環境はナンセンスで無意味なことだと思いますが、クルマを人生を楽しむための道具と考えれば、大好きなクルマに乗って、様々なヒトと出会えるオマケがついてくるのですから、かえってお得だと思いませんか?

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クルマの寿命

お気楽な?旅紀行で随分と皆さんからご批判を頂戴しましたので、ちょっとマジメなハナシをしたいと思います(苦笑)

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私のブログを続けて読んでいただいている方は、私がアルファ164オーナーズクラブの事務局をやっていることや、海外部品輸入地下組織と銘打って、部品の調達のとりまとめをやっていることなどをご存知かと思います。
アルファ164オーナーズクラブは最近どういうワケか(笑)、入会ラッシュで平均すると月に2名の割合で新規入会を受け付けています。アルファ164のオーナーの方やそうでない方も入会は大歓迎なのですが、やはりオーナーの方が圧倒的に多く、その大多数の方がクルマを診てくれる整備工場と、入手できないパーツについて悩みを持って入会されています。
アルファ164が大好きでずっと乗っていたいと考えれば、この整備工場と部品の問題は避けて通れないと思います。そしてアルファ164に限らず、全てのクルマが多かれ少なかれ直面するのが部品供給の問題ではないでしょうか。

クルマは消費財ですので製造中止から一定年数を過ぎればメーカーとしての部品供給の責任はなくなり、それ以降はどうぞご勝手に・・・となるのは無理からぬことだと思います。それはメーカーや製造国によってもまちまちですが、だいたい製造中止から10年というのが一つの目安ではないかと思います。アルファ164もこの節目を迎え、最近は純正パーツの欠品が増えて来ています。
また整備工場に関しても、当時新車で販売していた大沢商会やコーンズ・モータースは販売から撤退していますので、現在の正規ディーラーはアルファ164に対しては何の責任もありません。事実、責任がないということはテスターやSSTと呼ばれる整備のための専用工具も持っている必要がないワケで、同じアルファ・ロメオだから・・・と正規ディーラーに持ち込むこと自体がもはやナンセンスという状態です。

新しく入会されたメンバーの方から、整備を断られた・・・とか診てくれるところがない・・・という悲痛な訴えを聞くのですが、それは上記の事情から無理からぬことだと思います。
以前にも書きましたが、アルファ・ロメオだから正規ディーラーがなんでも整備できると思ったら大間違いで、それぞれの車種の整備に関してはサービスマニュアルや専用工具などの設備環境に加えてメカニックの経験とノウハウが必要となりますので、アルファ164を診た事がない工場や、過去に診た事があって懲りた(苦笑)工場は、新規でアルファ164を預けようとする顧客を断ってしまうのだと思います。
加えて、部品が欠品しているクルマは基本的には預かりません。理由は簡単で、整備途中の不動車が部品待ちや部品がないために工場内で他の整備車両の邪魔をすることになってしまうからです。
整備工場の経営を考えると、手が付かないクルマがピットを塞ぐという事態は最も避けなければならず、その可能性が高いクルマは引き受けないのが原則です。

整備工場の部品の調達はメーカーの部品販売部門か専門の問屋経由で行われます。FAXや電話で在庫確認を行い、注文書を送るという作業のみで部品が届くという環境が整備工場の業務を支えているのですから、正規ルートで入手できない部品を探し回るという面倒なことはやりたくないし、やらないのが当たり前です。
仮に1000円の部品を6時間かけてあちこち探し回って見つけたとしても、客に部品代として請求できるのはやはり部品代の1000円と交換工賃でしかないのです。
私たちのようなオーナーズクラブは自分達の愛する車種を維持するために様々な活動をしていますが、代用できる部品の情報や欠品となった部品のオーダーを取りまとめて再生産させたり・・・という活動をしているところが多くあるのはこのような理由からなのです。

このように生産中止から年月が経過したクルマを維持していくためには、通常の新車を購入してディーラーでメンテナンスするのとは全く異なる心構えとネットワークが必要です。
敢えて、厳しいことを言わせていただけるなら、その心構えと環境がクルマの寿命を決めていると言っても過言ではないと思います。
そして、その心構えと環境なしに持ってはいけないクルマの中にアルファ164は仲間入りしようとしています。

では、これからアルファ164を維持して行くためにはどんな心構えが必要なのか・・・について次回は論じてみたいと思います。

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瓢箪から独楽

大変なことになりました。ネットで予約をしたのですが、私のミスで予約したのは翌日だったのです。
人気のある宿ですから当然のことながら部屋は一杯で、このままでは今日泊まるところがありません(泣)

仕方がないので、「男は黙って旅館探し」(笑)をすることにしたのですが、週末で当日の夕方になって部屋が開いている旅館なぞあるはずもなく、仮にあったとしたら、それはそれでその旅館に問題があるのでは・・・と思いましたが、まずはダメでもともとと、以前の勤務先で使ったことのある何軒かの旅館に電話をして見ました。「いつもお世話になります~」と会社の人間を装ってみるものの、当然ですが「申し訳ございませんが全館満室です」との答えしか返ってきません。

旅館のマネージャーもあまりに哀れに思ったのでしょう。一生懸命探してくれてようやく紹介されたのが、同じ阿賀野川沿いの咲花温泉という温泉地にある佐取館という旅館でした。せっかく来た道を少し新潟に戻ることになりましたが、泊まれるのであれば贅沢は言っていられません。
教えてもらった住所を頼りに阿賀野川沿いを新潟方面に戻ること30分程度で、目指す旅館はすぐに見つかりました。
土曜日の夕方にまだ部屋が開いているということで全く期待をしていなかったのですが、いざ到着して見ると、建物の外観はともかくロケーションは素晴らしい旅館でした。

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阿賀野川はその中流はゆったりとした流れで、眺めの素晴らしい川なのですが、佐取館もその眺めを楽しめる川沿いに建っており、この景色で充分満足できる旅館でした。
ところが玄関に廻ってみると、意外に?マトモです。

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さらにフロントロビーも素晴らしく、案内された部屋は普通でしたが、部屋からの眺めは期待通りです。

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これは意外にアタリかも知れない・・・と思ってしまいましたが、その感想は露天風呂で確信となりました。

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そして嬉しいハプニングは露天風呂を楽しんでいたときに起こりました。このお風呂からは真下に磐越西線が見えるのですが、遠くから聞きなれない汽笛の音が聞こえて来ました。その音は明らかに蒸気機関車の汽笛で、思わず身を乗り出して線路を見ると、なんとC57が走ってくるではありませんか!これは、「ばんえつ物語号」というSLで新潟と会津若松間を走るイベント列車だったのです。

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しかもこの露天風呂からは、山間のトンネルから出てくるSLという「てっちゃん」が見たら垂涎もののロケーションでSLを見ることができるのです。
残念ながらカメラを持って風呂に入る・・・という山形の某氏のような習慣がないため(苦笑)、SL撮影は叶わなかったのですが、前もって分かっていれば絶対に写真に撮りたいアングルでした。
それにしても、すりガラスで隠れているとは言え、露天風呂から顔を出している私に向かって手を振ってくれた乗務員の方のサービス精神には感服しました。JRも変わったものです。

当初は自分の大失態にヘコみまくっていたのですが、そんなことはすっかり忘れてこの瓢箪から独楽のような素晴らしい旅館に大満足していました。
料理も部屋食ではないものの、大広間ではなくちゃんと仕切られた中で食べることができ、朝夕ともに内容も大満足でした。

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翌日は生憎の天気となってしまいましたが、喜多方に寄ってラーメンを食べて帰ることにしました。

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喜多方へは磐越自動車道を会津坂下ICで降りて30分程なのですが、殆ど事前調査なく市内をドライブしていても、どこに入ろうか迷ってしまうほど、あちこちにラーメン屋があります。
殆ど見かけで決めて入ったラーメン屋は、お昼時を過ぎていたことと悪天候のために客は全くおらず、独占状態でラーメンを食べたのですが、ちょっと薄味でスープは物足りないものの、チャーシューは美味しく、本場の喜多方ラーメンを堪能することができました。

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帰りは会津若松から再び磐越自動車道に戻り、郡山JCTで東北自動車道を南下し都内に戻ったのですが、悪天候にも係らず渋滞は全くなくスムーズなドライブを楽んで、まだ明るい夕方には都内に戻ることができました。

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今回のツーリングは関越自動車道→磐越自動車道→東北自動車道と周遊コースでのツーリングで、来た道を戻るというコース取りをしませんでした。往復ともに同じ道というは運転していても飽きてしまいますので、この新潟へのツーリングはこのコースだけでも半分は成功と言えるのではないかと思います。

でも・・・

宿の予約はちゃんと日付を確認しておきましょう(苦笑)

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越後ドライブ紀行

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Spiderなどというクルマに乗っていると、なかなかロングツーリングに出かけなくなってしまいます。以前のアルファ164Q4だと、一日中走っても全然疲れず、まだ走れる・・・という気持ち(だけ?)になったのですが、さすがにSpiderだとそんな気にはなりませんでした。

しかし、これではいかん!と意を決して?新潟へ1泊2日のツーリングに出かけることにしました。実は、私自身は前職の会社の工場が新潟にあったため、クルマでたびたび新潟へ出張していました。
最初はアルファ155V6で、その後にアルファ164Q4で出張していたのですが、忙しいから・・・という理由で新幹線を使わずにクルマで出張していたのは、もちろん運転が好きだったからでもありますが、新幹線と違って移動の途中にハンズフリーマイクを使って電話打ち合わせをしたり、考え事をしながら行けるという、私自身にとっては快適な移動空間だったことに他なりません。しかし、たまたま会社の社有車で出張したときは結構苦痛でしたので、それはアルファ・ロメオ限定の快適空間だったのかも知れません(苦笑)
だいたい都内で仕事を終えて19:00頃に出発し、22:00頃に新潟到着。その日はホテルで休んで、翌日は朝から工場で仕事をして、夕方にまた東京に帰るという出張パターンは時間を有意義に使うことができ、とても効率が良かったことを覚えています。
そんなワケで、新潟は気分的に近いことに加えて土地勘もあり、今回のロングツーリングの目的地としてはうってつけだったのです。

今回のルートは関越自動車道を北上し、長岡から日本海を目指すルートとしました。ツーリングですから走るコースが面白くなければただの移動になってしまいます。この日本海沿いを走る国道402号線は、一度は走ってみる価値のある素晴らしい道だと思います。

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相変わらず空いている関越道を北上し、埼玉、群馬と通り過ぎるといよいよ関越トンネルに差し掛かります。このトンネルは全長は上り線が11,055m、下り線は10,926mで、道路のトンネルでは日本最長、世界でも5番目というトンネルで、冬場のスキーシーズンなどで中で渋滞すると結構キツいものがあるのですが、渋滞がなくクルマの流れが良ければ、圧迫感もなく走りやすいトンネルだと思います。

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トンネルを抜ければ・・・そこは雪国新潟です。もちろん今回は雪はありませんが、本当にこのトンネルを境にして気候は一変します。特に冬場は関越トンネルまでは晴天で、トンネルを抜けると吹雪ということが何度もあったのです。

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そして長岡ICで高速を降りて、国道352号線で日本海沿いの出雲崎を目指します。国道402号線には突然日本海が目前に開けることにより合流します。そしてここからは日本海を左手に見て、大小のビーチが点在する風光明媚なドライブルートを楽しむことができます。

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今回は午前中にこの道をドライブしたのですが、本当のオススメは夕方で、日本海に沈む夕日を楽しむことができる道で、路肩には夕日スポットとしてあちこちに展望台が整備されています。

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昼食は新潟の漁港で有名な寺泊で摂ることにしました。最近は観光スポットとしてバスツアーなどでも有名になった寺泊ですが、その観光地化された市場はちょっと興醒めでしたので、少し外れた場所の海風亭というホテルのレストランに立ち寄りましたが、さすがに都内に比べると魚も新鮮で安く、いつもより多めに頼んでしまいました(苦笑)。あまりのことに写真を撮り忘れてしまったのですが、小ぶりではありますが鮑の踊り焼きも1000円以内で食べることができます。

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食事の後もまだまだ日本海沿いのドライブを楽しみながら新潟市内を目指します。今日の宿泊場所は新潟市内からさらに磐越自動車道で津川ICまで行った麒麟山温泉という阿賀野川に面した温泉地ですが、新潟は田中角栄の影響か、道路網が素晴らしく整備されていますので、意外に短時間で目的地に行くことができます。

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予約したのは「絵かきの宿 福泉」という旅館で、前々から泊まってみたいと思っていた場所でした。夜になると阿賀野川の川辺がライトアップされ、幻想的な景色が部屋から楽しめるという評判の旅館です。

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ようやく旅館に到着しました。駐車場まで旅館の方が迎えに来られちゃんと荷物を運んでくれます。フロントでチェックイン手続きをし、いよいよ部屋へ・・・とワクワクしながら待っていたときのことです。フロントの様子がなんだかヘンだと思っていたら、マネージャーの方が申し訳なさそうに出てこられました。

「あの~。お客様のご予約は明日となっておりますが・・・。」

そんなバカな・・・と自分の予約記録をよくよく見てみると・・・(汗)

なぁにぃ~。やっちまったかぁ・・・。

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ご機嫌取り

先日来ギブリに心を奪われていたために、愛車の916Spiderから「お仕置き」を頂いてしまいました(苦笑)
それはファンモーターのご臨終に伴う、各ヒューズや回路の焼きつきだったのですが、お仕置きがこの程度で済んだのは、916Spiderのココロの広さでしょう。

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そこで罪滅ぼしとご機嫌取りのために、916Spiderのタイヤを交換してやることにしました。
おおよそクルマ好きの間でタイヤとエンジンオイルは諸説乱立で、何が本当に良いのかは明確ではありません。だからこそ各銘柄が存在しうるのでしょうが、オーナーが何を重視するかによってかなり選択肢は絞られてくるのではと思います。オーナーズクラブでも新人の方から「オススメは?」と聞かれるのですが、この何を重視するのかが異なればオススメするものも違ってきますので、実はこの質問は簡単なようで最も答えにくい質問かも知れません。

私の916Spiderは足回りは完全ノーマルです。しかもショックアブソーバーは新車装着時から一度も交換していないと思われます。また、916Spiderはそれまでの115Spiderと比較すれば、そのボディ剛性は格段の進歩をしたと言えますが、他社の同年代のオープンモデルと比べれば、決して剛性は高いとは言えません。
こういった状態のクルマにハイグリップタイヤを履かせると、ボディにかかるダメージはより大きくなります。またアルファ・ロメオのノーマルモデルの味付けは、コーナーでボディロールをある程度させてタイヤの接地状態をキープさせるものですので、決してタイヤグリップで曲がるのはクルマの性格にマッチしているとは言えません。

と考えると、916Spiderにマッチするタイヤは限界領域のグリップよりも滑り出しが穏やかで、タイヤショルダー部が柔らかいタイヤということになります。
何のことはない、これはアルファ164と同じ方向性でタイヤを選んでいけば良いということで、言い換えれば、間違っても山形の某氏が峠を攻めるのにご推薦のタイヤなぞを選んではいけない・・・ということです(笑)

ところが最近の国産メーカーのタイヤはこの条件に当てはまるものがなかなかありません。方向性としては大型セダン向けのコンフォート系のタイヤということのなるのですが、サイズ設定がなかったり静粛性という916Spiderには何の役にも立たない長所が際立ってたりと、どうもピンと来る銘柄がありませんでした。
こうなると元来のM体質が頭を顕し、新しい銘柄にチャレンジしてみたくなりました。安売りタイヤで定番の韓国系タイヤは本当にクソタイヤなのか・・・とか台湾のタイヤはどーなんだ?とか、世間一般に浸透していない新興メーカーのタイヤを試してみたくなりイロイロ探してみたのですが、結局は今までアルファ164で愛用していたBarumを履かせることにしました。

このBarumというタイヤについては私の過去の記事を参照していただければと思いますが、結局はこういったシャーシー重視の味付けを持ったタイヤが減ったということなのでしょう。
特に日本において、タイヤはグリップ重視で滑らないタイヤは良いタイヤ・・・という価値観が定着しており、滑り出してからのコントロール性よりも限界を引き上げることに重点が置かれてきました。
その結果、新品装着時は良いのですが、タイヤが磨耗していくとその性能はどんどん発揮されなくなり、危ないことこの上ないタイヤばかりになってしまっていると思います。
それでもこれらのハイグリップタイヤばかりが売れるのは、メーカー側が「所詮・・・」と消費者をナメているのと、アベレージドライバーのタイヤへの見識がその程度だからでしょう。

毎度お世話になっているタイヤサービスで入れ替えをお願いしたのですが、それまで履いていたタイヤは悲惨な状態でした。もともとマルチリンク形式の弱点である荷重によりキャンバー角が変化する特性から、タイヤが偏磨耗しており、内側はもう山がない状態でした。

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良くここまで履ききったと思いますが、もはやグリップがどうこうと言える状態ではありません。
新しいBarumはまだ新品ですのでその感想を語れる段階ではありませんが、少なくとも常用域ではステアリングゲインの良いなかなかの履き心地だと思います。

これでご機嫌を直してくれると良いのですが・・・(苦笑)

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パテ埋め地獄

タイトルが大げさですが、先日のアルファ164オーナーズクラブの朝箱ミーティングに間に合わせるように、115Spiderの修理をしなければなりませんでした。
そもそもの原因は車庫入れの際に擦ったのですが、やはり「ヤバイ」と思ったら停まるのが鉄則でしょう(笑)

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本来ならこの程度のキズは放置で良いのかも知れませんが、周囲に見られることの多いSpiderですし、ボディ色がグリーンということもあり結構目立ちます。また女性が運転しているために、「やっぱりな」と思われるのも癪ですので、またDIYで修理することにしました。

いつものように、キズの部分を#400のペーパーで均していきます。塗装面についたキズだけですと、下地が見えてくるまでペーパーがけをしてやれば充分です。

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ところが、今回の傷は以前のリアバンパーと同様に、深く抉れた部分がありましたので、単純に再塗装・・・というワケには行きません。

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写真では分かりにくいのですが、ちょうどバンパーのエッジの部分に抉り取られたようなキズがついています。以前のリアバンパー修理の時には、この抉れた部分をプラモデル用のパテで埋めたのですが、当初の危惧の通りパテが乾燥する際に痩せてしまい少し凹んだままとなってしまいましたので、その反省から今回は粘度パテと呼ばれるエポキシ系のパテを使用することにしました。

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このパテはペースト状になった2種類のパテで、使用する際に混ぜることにより硬化が始まります。
まずは、埋める大きさに合わせて必要量を切り、指で混ぜ合わせます。

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上手い具合に2種類のパテには別々に色がつけてありますので、よく捏ねて色が均一になれば準備完了です。

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埋めたい場所に塗りつけてやるのですが、パテそのものが結構硬い(油粘土程度)ので、押し付けてやるようにすると上手くできます。
この粘土パテは6時間から8時間で硬化するタイプですので、初日の作業はここまでです。少し不細工ですが、一旦はこのまま乗ってもらいましょう。

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後日、パテが硬化したら同じく#400のペーパーで磨いてやります。さらに#800で表面を均してみると今回は肉痩せもなく綺麗にパテを盛ることができました。もっと早く作業をしたければ液状のエポキシパテもあるのですが、初心者にはこちらの粘土状のものの方が使い易いと思います。

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今回の傷はちょうどバンパーのエッジの部分でしたので、ペーパーがけをする際にエッジがちゃんと出るようにしたのですが、正直あまりうまく行きませんでした。一瞬やり直そうかとも思いましたが、目立つ場所ではありませんので今回はガマンすることにしましょう(苦笑)。
いよいよ塗装ですが、まずはシリコンリムーバーで表面を脱脂します。

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次に塗装する部分以外をマスクするのですが、今回の場所はウインカーのレンズ部分にかかってしまうので、これらの部分はマスキングテープで念入りにマスクしておきます。

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この処理を適当にやると、スプレー塗装をした際に、思わぬところに塗料が付いてしまいますので、手を抜いてはいけない部分です。

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次にそれ以外の周辺部分を新聞紙などでマスクしてやり、塗装準備は完了です。

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今回はプライマーサーフェイサーの工程をサボり、そのかわりに、本塗りの前に塗料のツキを良くするためにバンパープライマーを塗っておきます。

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本塗りは数回に分けて行いますが、最初は速く水平移動するように塗っては乾燥させ、だんだんスプレー缶の動きを遅くしてやると塗料が厚く塗られるようになります。この辺の加減はなかなか文章では説明し難いので、実際にやってみるのが一番です。

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塗装が終わったらマスクを剥がし、いよいよ仕上げです。本来ならば#1000程度のペーパー磨きから始めるのですが、今回は塗装がうまく行ったので、いきなりコンパウンドで磨いていくことにしました。

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周囲の艶と同じになるように磨いてやると、新たに塗装した部分がどんどん目立たなくなって行きます。それでも特注で作ってもらったスプレーの色が若干違うために、良く見ると分かってしまいます。
やはりこれ以上は、ちゃんと鈑金屋さんで調色してもらわなければ難しいでしょう。

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周囲からは「よくやるなぁ」と言われますが、大きなプラモデルと思えば結構楽しい作業です。
でも、そう書くとまた希望者が殺到しますのでお断りしておきますが、誰のクルマでもやるワケではありませんので念のため・・・(苦笑)

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