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走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

素敵な人々

アルファ・ロメオなどというクルマに永年乗っていると、本当にイロイロな皆さんにお世話になることになります。と言うかむしろ、それが楽しみというか財産になっていることも確かなのです。

オーナーズクラブの仲間達は、同じクルマに乗っているというだけが共通点の繋がりでありながら、何十年来の親友のような付き合いをしています。そしていつの間にか、クルマのお付き合いを超えて私の人生の取ってかけがえのない人々になっています。
その仲間とは違った意味で密接に係りあうのが、販売店や整備工場の方々ではないでしょうか。そして、実はこういった方々とうまく人間関係が築けなければ、クルマの楽しみも半減してしまうのではと思います。

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私が初めてアルファ・ロメオを購入したのはコーンズ・モータースの営業のYさんからでした。Yさんは飄々とした人柄で、どんなことにも動じない方でした。初めて体験するトラブルに慌てて連絡しても、いつもと変わらぬ静かな口調で、

「その程度で済んで良かったですね~。他のお客さんなんか…」

と、より悲惨なケースを説明されるものですから、随分と気が楽になったと言うか、教育されてしまいました。
思えば、新車が壊れるという体験はそれまでの国産車ではなかった経験でしたので、腹が立つと言うより慌てるほうの気持ちが強かったと思います。このYさんのお陰で、どんなトラブルに遭遇しても、この程度で済んで良かったと、少々のことには動じない強靭な精神?とポジティブ・シンキングを身に着けることができました。

私がYさんとお付き合いした時期は、ちょうどバブル末期ということもあり、国産車やドイツ車からアルファ・ロメオに乗り換えるというコーンズ・モータースとしても初めて接する客層を相手にしていた時期でした。そこにはYさんを始めとする営業の皆さんが思いもよらぬクレームが寄せられていました。
Yさんによると、あるクラウンからの乗り換えの客は、アルファ164を購入し、早速左右のパワーウィンドウの速度が違うというクレームを持ち込んできたそうです。
Yさんを始めとするサービスの面々は…、
「運転席の方が使用頻度が高いので、モーターが馴染んで速くなってる」
というスゴい言いわけで追い返したそうです。

また、Spider Sr.4のATを買った若い女性は、パワーステアリングをゴリゴリと据え切りし、駐車場に入れる際にもまだ前に動いているのに強引にリバースに入れ、あっという間に壊してしまい、クレームでAT乗せ換えとステアリングラック交換となったそうです。その期間はナンと納車から2週間後で、コーンズ・モータースの販売したSpiderの中でも最短記録となりました。

そして、最近はすっかりご無沙汰してしまっているのですが、アルファ164Q4を購入したアレーゼ・トレーディングのI社長もユニークな人柄でした。この方は、「さぁどーですか?安くしときますよ」とクルマを売るようなセールストークは殆どしません。でも、お店で世間話をしながら、いつの間にか気が付けば彼からSpiderを買ってしまっていたりと、随分様々なクルマと出会わせていただきました。
結局、I社長からはアルファ164Q4だけでなく、Spider Sr.3、Sr.4と3台ものアルファ・ロメオを買うことになってしまいました。

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そして現在の主治医であるクイック・トレーディングの寺島社長を始めとする皆さんです。現在の主治医の皆さんには本当にお世話になっていますので、いずれ改めてご紹介したいと思っていますが、私にとっては失礼ながら、お店と客という関係を超えた大好きな方々です。

そして、一番新しくお付き合いが始まったのが、ALFA・DEPOTの坂野社長です。
私はこの坂野社長から、中古車の買い方を改めて教わることができました。
坂野社長とのステキな話はまた次回に書きたいと思います。

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テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク