走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Driving Lesson

DSC01033-1.jpg

明日は彼女のSpiderで南伊豆へ行ってきます。
私自身は人一倍暑さが苦手なのですが、それでも夏が大好きです。今年のような猛暑だと、早く涼しくなって欲しいと願いながら、いざ、秋の気配がしてくるとそれはそれで寂しくなってしまい、海に出かけたくなってしまうのです。

そんな気持ちは彼女も同じようで、夏の名残があるうちに運転の練習を兼ねて海に出かけようということになりました。
彼女は毎日通勤でSpiderに乗っているために、街中の運転はスムーズになったのですが、高速道路での運転と、ワインディングロードでのリズミカルな運転にはまだまだ経験が必要です。
海へのドライブはこれらの課題を練習するにはもってこいのルートです。
Spiderに女性が乗っているだけでも随分と目立ちますし、その上スマートな運転をしているとなると尚更です。

Spiderには独特の乗り方があると思います。と言うか、最近のクルマに標準装備されている様々な運転補助デバイスがない分、クルマの基本に忠実な運転が求められるのです。
それは物理の法則に則った、スムーズな荷重移動を行うためのアクセルワークとハンドリングなのですが、アルファダンスと呼ばれるGiulia系のシャーシーに共通する特性を理解した上でのこれらの動作が、周囲から「Spider乗り」として認められる運転スタイルとなるのです。

さて…どーなることやら…。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

スポンサーサイト

テーマ:ドライブ - ジャンル:車・バイク

Spiderの初期化準備~その四

初期化準備中のSpiderはようやく部品集積が完了しました。今回オーダーした部品は、その殆どがこれから115系のSpiderを購入しようとする方にも参考になる初期化部品だと思いますので、部品図でご紹介したいと思います。

20070830141850.jpg

20070830141907.jpg

まずは、フロントサスペンスション関連です。今回はスイングアームとそのブッシュの交換をしますが、走行が多い個体の場合には、ショックを交換することになるでしょうから、その際にはショック関連のブッシュ全体が交換対象となるでしょう。ただ、交換するか否かも程度問題なので、事前に点検してよく計画を立てて実施するのが良いと思います。

20070830141921.jpg

リアサスペンスションのブッシュは、今回消耗が酷い2箇所を交換することにしました。これもフロントサスペンスションと同様に、ショックを交換するのであれば、その関連ブッシュも一緒に交換したほうが工賃も安く済ませることができます。

20070830141934.jpg

20070830141944.jpg

振動の原因はプロペラシャフトのカップリングだと思います。この部分は消耗品と考えて、購入した際には交換を前提にしたほうが良い部分です。

20070830141957.jpg

20070830142427.jpg

ゴムホース類は全て疑ってかかる方が良いでしょう。経年劣化と熱により外見では分からなくても意外に痛んでいます。いきなり全部交換は大げさでも、基本的な部分は交換しておく方が安心だと思います。また耐圧ホース類は日本製の汎用ホースで作ってしまうのが良いと思います。

20070830142029.jpg

デファレンシャルギアも消耗する部分です。オイルシールが痛むとオイル漏れを起こし、周辺のブレーキホースなども痛めてしまいます。下から覗いてオイル漏れがあれば迷わず交換です。

20070830142107.jpg

意外な盲点がこの燃料フィルターだと思います。詰まりを起こすとアイドリングが安定しなくなったり、最悪はエンジン不動になってしまいます。部品の役割は名前の通りフィルターですから、消耗品と考えて交換しておく部品です。

20070830142041.jpg

デスビキャップもローターで削られていきます。点火に影響する部品ですし、高いものではありませんので点検して磨耗していれば交換です。

20070830142055.jpg

ここはこの個体特有の破損でした。しかし問題がなくても部品が出るうちにスペアとして持っておいても良いかも知れません。

115系のSpiderは謎の部分がないクルマだと思います。過去の事例からどこが消耗するかや、どういう症状が出れば何処が悪いかという症例が全て揃っています。経験のある主治医に任せるか、オーナーズクラブなどで経験豊富なオーナーの助言を得るかすれば、維持するのに不安は少ないクルマです。
私自身も自分が所有していた頃より最近の方がどんどん知識が増えて来ました(苦笑)
そして、知れば知るほど、維持が楽なクルマだと実感しています。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

京商の魔の手

ああっ(泣)
私はなんて意志の弱い人間なんでしょう!もう買わないと心に決めていました。ブラインドボックスなんて、全種類揃えるためには一体幾ら使わなければならないのか分かったもんじゃありません。
だから、京商の手口にはもう金輪際乗るまいと本当に決めていたんです。でも、先日部下から…、

「知ってます?サンクスでまた新しいフェラーリのシリーズが出るらしいですよ~」

と言われ、気になってHPを覗いて見ると…、

KyoshoFerrari.jpg

ナンと、今度は組み立てキットではないですかっ!800円という金額がちと高いですが、その出来は中々のもののようです。
最近は1/64スケールがちょっとお気に入りです。ディスプレイするにも小さいので嵩張りませんし、昔はオモチャっぽいものが多かったのですが、最近の精密なカラーリングは充分鑑賞に堪えるものです。

そして…気がついたら買ってしまってました(泣)

DSC01118.jpg

お目当ては575GTCと250GTOだったのですが、ナンと一発で?お目当てを引き当ててしまいました。こんなところで運を使ってどーするのでしょう(苦笑)

DSC01119.jpg

箱を開けて見ると、ドライバーまで付属するという親切さです。

DSC01120.jpg

パーツ割は、ボディと室内まで精密に再現されたシャーシーに別部品のシートと組み立て式のホイールとタイヤという構成ですが、そのカラーリングは精密で、結構気に入ってしまいました。

DSC01122.jpg

本命のお目当てはこのカラーリングの250GTOでしたが、見事!買うことができました。

DSC01123.jpg

デリケートな250GTOのボディラインもなかなかうまく再現されています。

DSC01124.jpg

組み立てキットの有難いところは…追加工作がし易いことにあります。
室内をもう少し再現したいとか、シートベルトを作ろうか…とか、マフラーをパイプで作り直して…とか、あれこれ考えてしまいますが(苦笑)、この京商のフェラーリは素材としては良いミニチュアモデルだと思います。

どうでしょう?皆さんもハマって見ませんか?

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

またまたDo It yourself その弐

一休みしてからいよいよサーフェイサーの磨きを始めます。
今回の傷はパテを盛る必要がなかったので、表面が均一になるように磨いて行きます。私の場合は600番→1000番の耐水ペーパーで磨きました。
磨くと表面が傷で白っぽくなってしまいますが、最後にコンパウンドで磨けば傷は取れてしまいますので、表面の傷や段差に意識を集中して磨きます。

DSC01109.jpg

DSC01110.jpg

そして、再び脱脂をしてマスキングを行います。今度はボディカラーを塗りますので、サーフェイサーのときよりも塗装する範囲は狭くします。

DSC01111.jpg

DSC01112.jpg

何度かに分けてスプレーして行くのですが、この日は湿度が高く、若干「かぶり」気味になってしまいました。この「かぶり」という現象は、空気中の水分がスプレーした際に粒子に混ざって付着してしまうことにより、塗装面がザラザラとなり白っぽくなってしまうことです。
それほど酷い「かぶり」ではなかったので塗装を続けましたが、乾燥してから磨くと綺麗になると思います。

DSC01113.jpg

DSC01114.jpg

塗装が終わってマスクを剥がした状態です。やはり塗装した部分の艶がないのがお分かりいただけると思います。
本来ならば、最後に塗料が垂れる寸前まで厚吹きをして艶を出すのですが、湿気が気になったので手間ですが磨きで頑張ることにしました。

DSC01115.jpg

DSC01116.jpg

今後は一週間乾燥させて、今度は1500番→2000番の耐水ペーパーで磨いた後にコンパウンドで仕上げです。
大きなプラモデルと思えば楽しい作業ではあるのですが、屋外での作業は炎天下であったり風が吹いたりと、塗装作業にはあまり向かない環境です。
まぁシロートの作業ですから、もっと大掛かりな補修はプロに任せて、この程度の補修で留めておくのが無難でしょう。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:メンテナンス&ケア - ジャンル:車・バイク

またまたDo It Yourself

グリーンのSpiderは無事に車検整備を終えて快調に走っているのですが、ちょっとした自損事故を起こしてしまいました。具体的には、お友達の家に遊びに行った際に塀を擦ってしまったのですが、毎日使っていてこの程度で済んでいるのは本当に素晴らしいことだと思います。

しかし、ボディカラーがグリーンなので、飴色のFRPの地色が出てしまうと目立つことこの上ありません。
本来ならばこの程度の傷は…と言いたいところですが、以前にも書いたように、このSr.4のSpiderは綺麗に乗っていないと格好悪く、反対にSr.3のSpiderは少しボロく乗っている方が格好良いのです。
どうせなら格好良く乗って欲しいので、頑張って炎天下にビール片手でまたまた自分で修理作業をすることにしました。

DSC01101.jpg

DSC01102.jpg

今回は塀に擦った左前のバンパーと、どこかの駐車場で擦ってしまった右後部の修理なのですが、以前のバンパー修理に比べると、割れたり欠けたりがありませんので、下地作りと塗装で済ませることができます。
また塗料も前回のバンパー修理で作ったスプレー缶が残っていますので、再利用することにしました。作業工程としては楽勝です(苦笑)

まずは、傷ついた部分を320番→600番の耐水ペーパーで磨いてやります。実際のキズは鋭角についていますので、周囲の塗装との段差を無くすためにもこのペーパーがけは必要な作業です。

DSC01103.jpg

DSC01104.jpg

次にシリコンオフスプレーで脱脂を行い、新聞チラシでマスキングをします。これからプライマーサーフェイサーを塗るのですが、このサーフェイサーは少しの隙間にも入り込んでしまいますので、丁寧なマスキングをしておかなければ、意外な隙間がグレーになってしまいます。

DSC01105.jpg

DSC01106.jpg

今回は大きな傷ではありませんから、サーフェイサーもそれ程厚吹きはしませんでしたが、それでもこの程度は塗っておかないと後の本塗りに影響が出てしまいます。

DSC01107.jpg

DSC01108.jpg

ナンダか湿布を貼ったみたいに痛々しくなってしまいましたが、仕上げの良し悪しはこの下地で決まります。この時点でヘンな段差や傷がないかどうか再度確認してから、いよいよ仕上げ作業となります。
この作業は前回に引き続き、彼女の自宅の駐車場で行ったのですが、他の住民の方も見慣れてしまったのか、最初に比べるともはや何の関心も示してはくれなくなってしまいました(笑)

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:メンテナンス&ケア - ジャンル:車・バイク

コンパクトなオープンカーが一台あれば

タイトルは今月号の「BRIO」誌の特集タイトルです。
最近はちょっと(かなり)古いクルマがブームになっているらしく、私たちにとっては一部の車種の値段が高騰し、正直あまり嬉しくはない状況ではあるのですが、一方で一般の人たちにもこういったクルマ趣味が認知されるのは、有難いことではあります。

20070826214308.jpg

ご存知のように「BRIO」は自動車雑誌ではなく、あくまで一般紙ですのでその内容は…??ではあったのですが、実際に紙面を読んでみるとその特集への意気込みはなかなかのもので、結構読み応えのある特集でした。
私自身も、Sr.3のSpiderに始まり、アルファ・ロメオのオープンを3台乗り継ぎましたが、乗っている本人は決してライフスタイルがどーこうとか考えたワケではなく、単にオープンが気持ち良いからに過ぎないのですが、世間の目は「屋根がない」だけで「高価」に見えたり、「優雅」に見えたりするらしく、随分と誤解をされたこともありました。

流石に最近はそういった目で見られることはなくなりましたが(苦笑)、ただコダワリを持っているとは思われるようで、クルマをあまりご存知でない方からは、「どこが良いんですか?」と相当ツッコマレることは未だにあります。

BRIO2.jpg

また世間のヒトは「ロードスター(Spider)」と「コンバーチブル」の違いがあまり良く分かっていないので、十把一絡げに「オープン」で片付けられてしまうのも仕方がないことかも知れませんが、乗っている方はご存知の通り、ロードスターは決してオールシーズンで快適なワケではなく、特に日本の気候や東京などの都会では、快適なシチュエーションは限られてしまいます。
すなわち、日本の都会でロードスター(Spider)に乗るということは10%の快楽のために残りの90%はやせ我慢を強いられると言っても過言ではないと思います。

「BRIO」は特に一般紙ということもあり、そのオーナー像を中心に紹介しているのですが、その記事内容は若干オーナーの方には「こそばゆい」内容かも知れません。
車種は様々でも、紹介されている方々の「勘弁してよ~」という声が聞こえてきそうに感じるのは、自分自身もSpiderのオーナーだからかも知れません(笑)

DSC01117.jpg

そして…その紙面の一角を飾ることになったのが、私のSpiderだったのです(苦笑)
コトの始めは、主治医のクイックトレーディングから、
「Spiderを置いていけ」と替わりにアルファ147を渡されたことに始まります。
聞けば、この「BRIO」の取材のためにSpiderが必要とのことで、喜んでお貸しすることにしたのですが、結果、発売された紙面は…「まぁ、こんなもんでしょう」という扱いでした(苦笑)

私のSpiderの写真の大きさはともかくとして、是非ご一読されることをオススメします。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:その他 - ジャンル:車・バイク

Spiderの初期化準備~その参

厳しい?主治医のチェックが終わり、大体の初期化方針が決まりました。
若干オーナーへの業務連絡っぽいですが(苦笑)、結論から言うと、満遍なく消耗しており特段ヘンな部分はありませんでした。と言うと問題がないように聞こえるのですが、「お約束の」部分はちゃんと消耗しているのがかえって安心だということなのです(笑)
では、主だった部分をご紹介したいと思います。

こういったゴムブッシュは基本的に交換ですが、全てを交換するとトンデモないことになってしまいますので、消耗が激しいものと、乗り味への影響が大きい部分をピックアップして交換したいと考えています。

070821_02.jpg

070821_15.jpg

マフラーは、交換していない触媒部分から前は結構錆が出ています。しかし、今すぐどうこうという問題はなさそうですので、今回は放置したいと思います。

070821_05.jpg

折角交換してある中間部分も溶接の付け根に錆が出ています。ここは時間の問題だとは思いますが、今回はやはり放置したいと思います。

070821_07.jpg

全体的にゴムホース類は消耗しています。当たり前といえば当たり前なのですが、切れたり破れたりしたら即不動ですので、部品が出る内に交換しておきたい部分です。

070821_09.jpg

070821_19.jpg

070821_22.jpg

今回はドライブシャフト部分を重点的に交換したいと思います。試乗のときの不快な振動も、この辺りに原因があると考えられます。

070821_10.jpg

070821_11.jpg

デスビの接点は結構磨耗していました。ちゃんと走っていたのですから当然の結果です。

070821_23.jpg

初期化のための点検は、それまでのクルマの使用状況と持病を探るためでもあります。
走行距離が正しいかどうかや、重大な事故歴がないかどうかなどに加えて、そのクルマが正しく整備を受けてきたかどうかも、この点検から分かります。

今回チェックした部分はいずれも115系のSpiderがフツーに走っていればフツーに消耗する部分ばかりでした。
と言うことは…、ちゃんと交換してやればシャキっと走ってくれるだろうということです。

問題は…これからの部品集めです(泣)

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

頭上の敵機

20070824153140.jpg

本来のブログのテーマからハズれるのですが、先日の戦略爆撃機のハナシを書いていて思い出した映画があります。
私の一番好きな映画がこの「頭上の敵機」という映画です。戦争映画というジャンルで括られてしまうのですが、その内容は人間ドラマであり、組織のトップの姿が戦争という極限状態の中で描かれた素晴らしい映画だと思います。子供の頃に初めて見て以来、何度も見ているのですが、見るたびに考えさせられるポイントが変わるという、私にとってはEver Greenな映画なのです。

まずタイトルが秀逸です。原題は"Twelve O'clock High"と言うのですが、直訳すると12時上方となります。航空用語では自機を中心として時計をイメージして方角を表します。従って、6時は真下で、12時は真上となるワケです。12時上方とは第二次大戦で連合軍の爆撃機を迎撃したドイツ空軍の攻撃方法を表したもので、当時のB-17爆撃機は上部の防御が手薄だったために、正面上方から急降下で攻撃を仕掛けたことから、邦題は「頭上の敵機」となったワケです。
主演は、「ローマの休日」や「小鹿物語」などで有名なグレゴリー・ペックでその甘いマスクから人気のあった俳優なのですが、この映画では苦悩する航空隊長を好演しています。

物語は、第二次大戦下のヨーロッパでドイツ本土爆撃任務を遂行するアメリカ第八空軍第918航空隊の物語です。
グレゴリー・ペック演じる主人公のサベージ准将は友人の隊長に替わってこの部隊を指揮することになります。この二人は全くタイプが異なり、前任の隊長は人情に厚く、部下を可愛がるために隊員から愛されるタイプでした。
一方で新しく赴任したサベージ准将は部下を厳しく訓練します。それは偏に実戦で部下を失いたくないという動機からなのですが、非情とも言えるその厳しさは部下に理解されず、部下の気持ちは隊長からどんどん離れて行きます。

それでもサベージ准将は部下を甘やかしません。自ら率先して爆撃機に搭乗して作戦に赴く姿は、徐々に隊員の信頼を得ていくのですが、一方で激しくなる作戦で失う部下の数も増えて行きます。
人知れず苦悩するサベージ准将はどんどん精神的にも消耗して行くのですが、それでも地上で部下の帰りを待つよりは、共に作戦に同行しようとします。

20070824153150.jpg

是非、一度ご覧になっていただきたいと思うのですが、1949年に製作されたこの映画は、戦後間もないこともありその細部の描写もリアルです。
特にB-17の作戦飛行の描写は実写を使用していることもあり、圧倒されます。
気に入ったシーンは、主人公がB-17に乗り込むときに機首のハッチに懸垂の要領で足から入っていくのですが、体力的にも精神的にも消耗して行き、ついに懸垂ができなくなってしまい機体に乗り込めなくなってしまうというシーンです。
公開当時は、実際に実戦に参加した方々が多くこの映画を見たのでしょうからこういった描写は、実際の動作を忠実に再現していたのでしょう。
また、驚いたのがアメリカ軍の内部システムで、上官を支持しない場合は全員が転属願いを出すといった最終手段が認められていたということです。映画の中でもそのシーンがあるのですが、日本の軍隊では考えられない制度だと思います。

いずれにせよ、戦争という極限状態ではあるものの、リーダーとしての行動について考えさせられる映画です。
戦争映画が苦手な方も、人間ドラマとしてご覧になっていただければと思います。

ちなみにブロードバンド回線をお持ちの方はYAHOOの動画で無料で見ることができますよ。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

Spiderの初期化準備~その弐

厳しい?主治医によりチェックを受けている例のSpiderですが、結構ダメ出しを食らっています(苦笑)
と言うか、15年前のクルマですから当たり前と言えば当たり前です。

070821_01_ks.jpg

それでも115系のSpiderは構造もシンプルで、部品の欠品もこの時代の他のクルマと比較すると格段に少ない車種だと言えます。
それは、エンジンやシャーシーの基本構成がジュリア系と同じであることに加えて、北米で販売されていたことにより多くのアフターマーケットの部品が出回っていることによります。
アメリカのオートバックスのようなドライブショップを訪ねたことのある方はご存知だと思いますが、こんな重整備をユーザーが本当にやるのか?という部品までもが当たり前のように販売されているのです。
私が訪ねたマサチューセッツ州ボストン郊外のスーパーマーケットのような部品店では、完全オーバーホール済のシボレーV8エンジンが売られており、それをエンジンベンチに載せて駐車場を押して自分のトラックまで運ぼうとしているオジサンを見たときに、アメリカの自動車文化の奥深さを感じたことがあります。

一方でアメリカから輸入するパーツの中には随分と粗悪なものがあるのも確かですので、慎重に選ぶ必要があります。特にゴム製の部品やガスケット類に日本の感覚からすると粗悪なものが多いような気がします。
今回初期化に際しても、アメリカから多くの部品を調達することになるかと思いますが、今までの経験から純正部品を使用するものと、安いアフターパーツで済ませるものを決めて行きたいと思います。

070821_06_ks.jpg

下回りを覗いて見ると、どうやら中間マフラー以降は以前に交換されていたようです。その際にリアエンドは直管に替えられたのでしょう。触媒より前のマフラーの腐食が少し気になるところですが、今のところ穴が開くような状態ではなさそうです。

070821_02_ks.jpg

一方で足回りのゴム類は全体的に痛んでいます。ブッシュ類は全交換と考えたほうが良いと思いますが、以前にも書いたようにボディへの攻撃性の強いウレタンブッシュを使わず、ゴム製のブッシュで交換しようと思います。

加えて、オルタネーターも随分と弱っているようです。これもアメリカから輸入してはいけない部品の一つです。
アメリカの場合には、基本的にはリビルト品が送られてきます。最初に部品代にコアチャージと呼ばれる保証金を上乗せして支払い、交換後に旧い部品を送り返すと、コアチャージが返金されるというシステムです。
そしてその旧い部品はリビルトされて、また誰かに販売される…という循環なのですが、日本からですとその返送料もバカに出来ませんので、どうしてもコアチャージの返金をアキラメるケースが殆どです。
そしてそのリビルトの品質もブラシだけの交換であったりと、本来の新品の性能を発揮していない場合もありますので、新品をヨーロッパから輸入するか、日本国内で調達する方が良い部品なのです。

まだまだダメ出しは続きますが、素材としては良い個体ですので、素晴らしいコンディションで乗り出してもらいたいものです。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

戦跡を訪ねて(特派員報告)

またしても、監査役殿から特派員報告と題して隠れた戦跡巡りのレポートが届きました。
今回もマニアック?なネタでお楽しみください。

8月初旬から中旬にかけては戦争を想起する空気が世間に満ちていますね。小生も心なしか戦記物に手が伸びてしまい、足の方もついついそちら方面に。どうやら年中行事になりそうな予感がします。

最近は不遇の城址巡りに嵌まりつつあり、奥多摩の戸倉城、檜原城の城攻めを策定しましたが、この暑気に自転車では熱中症は必至。そこで単気筒の力に頼っての出立となりました。愛機はホンダXL125、通称イーハトーブ。トライアル車ベースの公道走行バージョン。
城攻めの方は藪コギ、急登斜面で悲惨な結果でしたが(不遇なのは城ではなくて俺だった)、思いもよらない収穫がありましたので報告します。

城は秋川渓谷方面にありますが、ついでに青梅まで足を延ばして美術館や博物館巡りに興じました。昭和レトロ博物館には嫣然と微笑むレトロ美女ポスターに囲まれて、四式陸攻「飛龍」のエンジン残骸が…。青梅近郊に事故墜落らしい。昭和のレトロなら何でもイイヤ、といった投げやりな空気も否めませんが、小生には収穫でした。でも錆び錆びの赤鰯状態が悲しかったです。

20070822171927.jpg

20070822171918.jpg

(注)
この四式陸上攻撃機は、正式には三菱キ-67陸軍四式重爆撃機と呼び、「飛龍」というのが愛称です。
方や米軍が四発の重爆撃機を戦略爆撃機として運用していたのに対して、双発の爆撃機で最大でも800kg爆弾を1発しか搭載できない機体を重爆撃機と呼ぶところが、日本の軍用機の悲しいところですが、世界の標準で見ると、あきらかに戦術爆撃機でせいぜい中型爆撃機と呼ぶのが適当でしょう。ライバルとなる機体は米軍だとB-25ミッチェル辺りでしょうか。
その運用規模はともかく、中型爆撃機として見た時の性能は優秀で、最高速度は537km/hで航続距離は3800kmに達したと言われています。


20070822171908.jpg

場所は変わって、青梅郷土博物館。ここにも入り口ホールにはB-29の空冷複列18気筒エンジンの残骸が…。中島飛行機を爆撃に来て高射砲で落とされた機とのこと(詳細は添付写真ご参照)。想像していたよりも小さいので驚き。シリンダーヘッドの冷却フィンもリアルに形を留め、内歯歯車を囲むギア・トレインもそのまま。プロベラシャフトの出力側ではなくて裏側の過給器の吸気インペラーを回す歯車かな?

20070822171939.jpg

20070822171954.jpg

20070822172002.jpg

20070822172014.jpg

下記サイトには奈良で発見されたB-29エンジン残骸の情報がありますが、こっちはプロベラ側のノーズコーンが上向きですね。でも赤錆びていて青梅のこっちが圧勝。(こんなんで競ってどうする。)

http://akishiina3.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/b2961_d89f.html

城跡で鎧や武具の残骸でも、と歩き回りましたが、こちらは当然収穫ゼロでした。

この監査役殿の特派員報告はどんどんマニアックさが増幅されて行きます。この次はどんなネタを提供していただけるのか楽しみです(笑)

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:ドライブ - ジャンル:車・バイク

Spiderの悲鳴

他人のSpiderにかまけて自分のSpiderの面倒がなかなか見られずにいたところ、あまりの暑さに悲鳴を上げられてしまいました。
ご大層なタイトルなのですが、それは文字通りクルマからの悲鳴だったのです。

DSC01098.jpg

最近は尋常な暑さではない真昼の炎天下をドライブする機会が多いのですが、そんなときに限って、水温が上がり暫くすると後ろから「ピー」という鳴き声が聞こえてきます。その鳴き声はだんだん大きくなり、走っていても室内に響き渡るようになりました。
最初はオーディオのノイズかと思い、コンデンサーか何かを配線に噛ませて…なんてことを考えていたのですが、オーディオを切ってもその鳴き声は聞こえて来ます。
さらにクルマを停めてエンジンを切ってもその鳴き声は暫く響いているのです。
不気味になった私は、ちょっとマジメに原因を突き止めて見ようと思いました。
まず、鳴き声がする状況ですが、決まって炎天下で渋滞の中を走った場合です。夜間や高速のドライブでは鳴きません。そして鳴き声がする以外はクルマの異常は全くないのです。
そしてその音はトランクの奥から響いて来ます。そこにはガソリンタンクがありますので、最悪は燃料ポンプの異常ということになります。しかし、エンジンを切ってもその音がするというのが不可解です。

ちょうどアルファ・デポの坂野社長のところにお邪魔する用事があったので、早速その鳴き声を聞いてもらい一緒に調べることにしました。
あれこれ調べた結果、どうやらトランク奥からその鳴き声が聞こえることが分かり、内張りを剥がして覗いて見ると…

DSC01099.jpg

犯人はガソリンタンクのブローバイガスを溜めるサブタンクからでした。
このサブタンクはガソリンタンクの中で気化したガソリンを冷やすためのものなのですが、暑さでガソリンタンク内の圧力が上がりすぎ、その圧力が抜けるときにタンクの出口部分が何かの拍子で笛になってしまい、鳴き声が出ていたということが分かりました。
どうりで、暑くなると鳴き声が出て、エンジンを切ってもしばらくは圧力がかかっているために鳴き声が止まらなかったワケです。

20070821192730.jpg

しかし、本来はこんなところから音が出るはずはありませんので、一応タンクをはずして息を吹き込んでみたり、振ったりして再度付け直して見たところ、今のところ鳴き声は止まっています。
再発するようでしたら、タンクそのものを交換してみようと思っていますが、それはそれで原因が分かると愛嬌があるので放置してみようかなとも思います(笑)

DSC01100.jpg

いずれにせよ、この暑さではクルマもヒトも参ってしまいます。オーバーヒートなどではなく、この程度の問題でこの夏を乗り切って欲しいものです。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

Spiderの初期化準備

例の奈良から持って帰ってきたSpiderがいよいよ主治医のクイックトレーディングに入庫しました。
これから初期化作業に入るのですが、仔細に見ると良い点と気になる点があります。
まずは全体の佇まいですが、これは中々のものです。だからこそ彼は購入したのですが、この「佇まい」は結構重要で、何台も同じクルマを見ていると不思議と買って良い個体と買ってはいけない個体を見分けられるようになるのです。

DSC01085.jpg

DSC01086.jpg

ただ、サイドからじっくり見てみるとちょっと気になる点が見えてきました。それはリアの車高です。
以前私が所有していたSpiderと比べて見ましょう。ホイールサイズが14インチと15インチの差はありますが、今回の個体はリアが上がりすぎています。というかフロントが下がっていると言う方が適当かも知れません。実際、試乗の際に段差でフロントのジャッキフックを地面にヒットしてしまいましたから、確かに前後の車高のバランスは狂っていると言って良いでしょう。
フロントにだけ強化コイルスプリングが入っているとは考えにくいですし、ノーマルのリアスプリングはこれほど車高を上げはしません。
いずれにせよショックとコイルスプリングを交換することにしました。

以前にも書きましたが、Spiderに強化スプリングやスポーツショックはオススメできません。ブッシュもノーマルのゴム製でショックも純正か、社外品でも赤KONIと呼ばれる柔らかいものがオススメです。理由は偏にボディへの攻撃性にあります。サーキットに持ち込むのでなければ、ボディが柔でスカットルシェイクも大きいSpiderの足周りを強化してもバランスが崩れてしまい、何も良いことはないと思います。

DSC01084.jpg

20070820145134.jpg

この個体の好ましい特徴の一つがこのクロモドラ製の14インチホイールです。
日本に正規輸入されたSpiderは本国ではオプションだった15インチホイールを標準で装着していました。
当時の時流でインチアップしていたのですが、ボディや足回りの設計は14インチを前提としていたため、この15インチホイールだと格好は良いものの乗り心地も悪くなっていたのです。
私も随分この14インチホイールの出物を探したものですが、新品(レプリカ)で買うとなると結構なお値段しますので、最初からこのホイールを装着しているのは本当に有難いことだと思います。

DSC01087.jpg

この個体はヨーロッパ仕様なのですが、その特徴の一つがサイドマーカーの位置です。日本仕様は基本的に北米仕様と同じで、サイドマーカーはフロントのバンパー横に装着されているのですが、ヨーロッパ仕様は前輪タイヤハウスの後ろとなっています。ただ、仕向地によって形状は異なっており、この個体は丸いタイプで、私の以前の所有車は楕円形でした。
まあ、だから何?という違いですが…(苦笑)

DSC01088.jpg

そして、最大の特徴がリアのトランクリッドです。日本/北米仕様はハイマウントストップランプが装着されているのですが、ヨーロッパ仕様にはそれがありません。
安全を考えると必要な装備なのかも知れませんが、デザイン上はない方がはるかに好ましいと思います。

DSC01090.jpg

マフラーはリアのタイコがない直管タイプに変更されていました。だからと言って排気音は別に勇ましくもないのが不思議ですが、恐らくこのままでは車検はムリでしょうから、ANSA製に交換することにします。

DSC01089.jpg

エンジンルームは当面問題なさそうです。マウントは交換済ですしゴムの劣化もなさそうですが、やはりメカニックの方にちゃんとチェックして判断してもらおうと思います。

DSC01091.jpg

室内は正直ビミョーです(苦笑)
前オーナーはスピーカーに凝っていたようですが、遮音性が悪いオープンでオーディオに凝っても仕方ないような気もします。装着されていたヘッドユニットはアルファ155などにディーラーで標準装着されていたAM/FMカセットステレオで、それに加えてFMモジュレーターで飛ばすタイプのCDチェンジャーが追加で装着されていました。
この辺りは新しいオーナーの好みで換装するなり何なりするでしょうから、私の出る幕はありません。

DSC01092.jpg

室内の最大の問題はシートベルトで、巻き取り部分が壊れてしまっており、一度巻き取られると引っかかってしまい出て来ません(笑)
現在は根本にクリップを付けて巻き取られないようにしてありますが、ここは要交換です。

DSC01093.jpg

そしてメーターですが、スピードメーターが不動となっています。タコメーター、トリップメーター類は動きますので何とか修理で済ませたいところです。

DSC01094.jpg

これから厳しい?主治医のチェックを受け、初期化すべき部分を決めていくのですが、どうやら部品の手配は私が担当することになりそうです(苦笑)

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

Awardの仕上げ(その弐)

ミニチュアモデルはバランスが重要で、何か一つディテールアップするとそのバランスが崩れてしまうのです。
どうやら、アンテナを作り変えたことによりそのバランスが崩れてしまったので、全体を見たときに物足りなさを感じてしまったのだと思います。
そのバランスを取るために次に見つけたのが、ホイールのディテールアップです。
このDELTAのホイールは手抜きをせずにきちんとモールドされているのですが、折角のモールドが白い色のために目立たなくなってしまっています。

DSC01071.jpg

前回ご紹介した「スミ入れ」のテクニックを使ってホイールの窪んだ部分に黒を流し込んで見ました。
前回と同様に、シンナーで薄めたエナメル系塗料のフラットブラックを筆で流し込んで行くのですが、さすがに1/64ということもありモールドが甘いところもあるので、相当に薄くしなければ上手く流れ込んでくれませんでした。
もちろん失敗しても、綿棒で拭けば何度でもやり直せますので安心です。

DSC01078.jpg

どうでしょう。ホイールのディテールが強調されて立体的に見えるようになりました。

DSC01080.jpg

気を良くして、037 RALLYのシルバーホイールもスミ入れしてみました。

DSC01081.jpg

写真の前輪はスミ入れした状態で、後輪はスミ入れ前です。シルバーホイールの場合は通常はメッキにより再現されているのですが、メッキがギラギラし過ぎてオモチャっぽく見えてしまう場合もありますので、スミ入れ目的でなくてもフラットベースをシンナーで薄めて塗るだけでそのツヤが抑えられて落ち着いて見えるようになります。
このテクニックはバンパーなどメッキで再現された部分に応用できますので、私の場合はプラモデルなどを作るときはメッキパーツに薄めたフラットブラックを一塗りするようにしています。
比べて見るとスミ入れした方がツヤが抑えられて、立体的に見えるのがお分かり頂けると思います。

DSC01083.jpg

これで完成です。1/64と小さいサイズですが、ワークスカーの精密に再現されたカラーリングのせいもあり、その存在感は結構あると思います。
それにしてもこのLANCIAというメーカーのラリーに注ぐ情熱は凄まじいものがありました。この037RALLYはグループBとは言え、グループAのDELTAの8年前に活躍しているのです。
プレートに書いておかなければどっちが新しいのか良く分かりません(苦笑)

このように1/64ですと比較的安価ですし、自分の好みでディテールアップしたり、組み合わせてディスプレイしたりして楽しめますので、お持ちの方は単にコレクションするだけでなく、一度試して見てはいかがでしょうか。
このようなミニチュアモデルに価値を認めるヒトと全く認めないヒトがいると思います。更に折角出来上がっているミニチュアモデルに手を加えるというのは、どーなんだろう?と自分でも思いますが(苦笑)、その労力はともかく、貰って困る方はいないと思います(笑)

チェリーさん。おめでとうございます。これをお送りしますのでお受け取りくださいね!
さぁて、40,000アクセスの賞品は…(爆)

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

Awardの仕上げ

30,000アクセスの賞品に…と考えていたミニチュアモデルと手作りのディスプレイベースですが、当初はランチア037ラリーのストラダーレとワークスの2台をディスプレイしようと思っていました。

DSC00897.jpg

ところが、争奪戦が熾烈だったこともありもう少し奮発する気になりました(笑)

コレクションの中からイロイロと組み合わせてみて、最終的に決定したのは”LANCIA RALLY LEGEND”と題した、LANCIA DELTA INTEGRALE 16Vと037 RALLYの組み合わせでした。
DELTA INTEGRALE 16Vは1991年の1000湖ラリー出場車で、LANCIAのメインスポンサーであったMARTINIのロゴの大きな目立つカラーリングのクルマです。個人的には一番完成されたモデルがこのINTEGRALE 16Vだと思っているのですが、この1/64モデルはこのカラーリングが隅々まで再現されており、しかも室内のロールケージやシートベルトまでちゃんと再現された、お値段から考えると素晴らしいモデルです。

DSC01071.jpg

一方の037 RALLYは1983年のサンレモラリー出場車で、そのモデルの出来栄えは上記のDELTAと同様で、その低い車体と精悍なデザインが上手く再現されたモデルです。

DSC00895.jpg

このシーエムズコーポレーションから出ているRALLY CAR COLLECTIONシリーズはシークレットボックスという食玩的な販売方法でありながら、その内容は写真でもお分かりいただけるように本当に素晴らしいものです。
私はオトナ買いしそうになるのをグッと我慢し、細々と買い続けて来たのですが、見かけたら是非一箱買ってみることをオススメします。ただし、その後泥沼に嵌っても責任は取れませんが…(笑)

題材が決まったら、ディスプレイベースに貼るプレートを作ります。今回はベース前面に貼るメモリアルプレートと上面のクルマの前に貼り付けるクルマの名前とを作って見ました。手持ちのLANCIAのエンブレムシールをスキャナで読み込んで、デザインして出来上がりというお手軽な?ものですが、前回作ったときに実績のある方法ですので、何の心配もなく出来上がりました。

DSC01063.jpg

さて、完成したディスプレイベースに貼り付けて、ミニチュアモデルを置いて見たのですが、ナンだか物足りません…(苦笑)

DSC01065.jpg

そこで、少しミニチュアモデルをディテールアップすることにしました。
まずはアンテナ線です。ラリーカーに限らずクルマの天井に取り付けられたアンテナは結構目立つ部分ですので、この部分を作りかえるだけでグッと見栄えが良くなります。

DSC01073.jpg

用意するのは、内径0.65mmと外形0.6mmのパイプに真鍮線です。これを組み合わせることによりアンテナの基部とアンテナ線を作ります。上の黒いパーツはモデルに付属していたアンテナのパーツですが、このように折角素晴らしいモデルなので、これをこのまま取り付ける気にはなりませんでした。

DSC01075.jpg

出来上がりはこんな感じで、随分と見栄えが良くなりました。
早速、並べてみたのですが、まだナンだか物足りません。そこで更なるディテールアップをしてみることにしました(続く)

DSC01077.jpg

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

ALFA QUICK 145の出撃

DSC01054.jpg

先日の耐久レースで無事に完走を果たした、ALFA QUICK 145は休む暇もなく、今度はALFAROMEO CHALLENGEに出撃することとなりました。
舞台はF-1日本GPを控えた富士スピードウェイの本コースで、コース各所には仮設スタンドも完成し、もう準備万端という状態でした。

DSC01052-1.jpg

DSC01048-1.jpg

主治医のクイックトレーディングでは、CORSE9というレーシングチームを組織してレースに参戦しているのですが、エントラントにとってこのピットサービスがどれほどありがたいかは、個人でエントリーした経験のある方ならばお分かりいただけると思います。

DSC01047.jpg

DSC01056.jpg

今回私自身は午前中に箱根をSpiderでドライブし、正午のコース体験走行の時間にサーキット入りするという完全に応援モードだったのですが、このALFA QUICK 145は寺嶋社長のドライブにより出場することとなりました。

DSC01053-1.jpg

DSC01057-1.jpg

前回の耐久レースと異なり、決勝は8周ととても短いスプリントレースです。しかも、スタート方法はウォームアップ1周の後のグリッドスタートと、F-1などで見慣れたスタート形式ですので、予選のタイムで決まるスターティンググリッドがとても重要です。
さすが場慣れしている寺嶋社長はスタートで2台を抜き去り、前車を追走する体勢でレースが始まりました。

DSC01059.jpg

DSC01058.jpg

レースそのものは上位3台が後続を大きく引き離すぶっち切りの展開で、それほど大きな駆け引きは無く終了したのですが、参加したメンバーも私のように応援に行ったメンバーも楽しく過ごせた一日でした。

DSC01061.jpg

それにしても、アルファ・ロメオはサーキットが似合います。今回は新しいアルファ159もサーキット走行をしていたのですが、ゼッケンを貼り付け、ライトにテーピングをしただけでもアルファ・ロメオはグッと精悍になるのは、その出自がなせる業なのかも知れません。

嗚呼、またサーキットを走りたくなって来ました…(苦笑)

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:サーキット走行 - ジャンル:車・バイク

水面下の争奪戦

i-macco.jpg

Access Award 30,000は無事に岐阜のチェリーさんのお手許にお届けすることになりましたが、そこに至るまでには熾烈な争奪戦が繰り広げられていました(笑)

メールでじゃんけんするという初めての試み?に際して、最初にご連絡いただいたのは山形のこ~んずさんでした。

”じゃんけん、『チョキ』でお願いします。”

という柄にもなく(笑)謙虚な出し口でしたが、それに対して勝つ気満々の岐阜のチェリーさんは…、

”最初は「グー!」の裏の裏をかき、「チョキ」でお願いします。”

と頭脳戦を仕掛けてきました。しかし冷静さも持ち合わせている?チェリーさんはスルドく…、

”んー、三人三様であいこになるような気が。(笑)”

と勝負の結果を予測されていました。一方で、遅れて参戦したアルファロッソさんは「じゃんけんは苦手」とおっしゃる通り、「パー」を出してしまい、初戦で脱落してしまいました。

そして迎えた二回戦は、勝つ気満々のチェリーさんが先攻でした。その気合はメールの文章に表れています。

”あーいこで「チョキッ!」 さあどうだ?”

迎え撃つ形となったこ~んずさんはこの時点で気合負けしていたのでしょう。

”パーでお願いします!”

と書いたものの、文章の最後の「!」マークも効果なく、敗れてしまいました。

やはり「じゃんけんは気合だ」ということが対面戦でなくても実証されたカタチとなってしまいました。

ところが、この戦いの裏には恐るべき刺客が影を潜めていたのです。それは過去のアワードを総ざらいしたあの伝説の料理人、i-maccoさんです。
今回の賞品は彼には相当魅力的であったはずなのですが、ちょうど時期が悪く、彼の仕事は多忙を極める時期でした。全く鳴りを潜めていた彼は今回はアキラメたのかと思いきや、さらにパワーアップした物量作戦を展開していたのです。彼から送られてきたメールに添付されていた画像を見て、正直私は震撼しました。
何が彼にここまでのコトをさせるのでしょうか。この執念には本当に脱帽です。この努力に報いるには別に賞品を作ろうか…と「思った」位です(爆)

いずれにせよ、彼はこの三つ巴の戦いを見て、今回は静かに「新人たち」の戦いの行方を見守ることにしたとのことですが、このままでは次のアワードでは一体どーなってしまうのでしょうか(苦笑)

いやぁ…それにしても一番楽しませて頂いたのは私自身だったと思います。
ご参加いただいた皆様は本当にありがとうございました。そして次回のアワードは賞品だけでなく、新しいバトルフィールドを設けて皆さんに楽しんで頂こうと思っていますので、それも含めてご期待ください。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:その他 - ジャンル:車・バイク

3人のWinner

30000.jpg

さて、困ったことになってしまいました。
無事に皆さんのご声援によりAccess 30,000を達成したのは良いのですが、どういうワケか「私が30,000番目」という方が3人もいらっしゃるのです(苦笑)

このアクセスカウンターは同じIPアドレスからのアクセスは1日1回しかカウントしないように設定してあります。従って何度もアクセスしたとしてもカウンターは上がらないようになっていますので、既に一度アクセスされた方が、他の誰かが30,000アクセスを達成された後に、再度アクセスしたとしてもカウンターは上がらず、結果として30,000の画面を見てしまったのであろうと思います。

と言うことは、最初のアクセスで30,000の画面を見た方が本当のWinnerとなるのですが、2度目にゲット!と申告されている方は山形のこ~んずさんだけです(笑)
こ~んずさんのブログによると…

「30000アクセスは午前0:00前後だと更に予測しながら510さんのブログを開くと・・・29997!!!
更新一発で30000でした(^^)」

と誇らしげに申告して頂いておりますし、ご丁寧に29,997番目の画像も送っていただいてますので、証拠は充分です(爆)
ということは、残念ながらこ~んずさんは30,000番目のお客様ではなさそうです(苦笑)

では、残りのお二人は…と頂いたメールを拝読して見ると、岐阜のチェリーさんは…、

「ごめんなさい、なにげに開いたら踏んじゃいました。(笑)
やはり日頃の行いが良いのでしょうかねえ。」

と頂きました。この「なにげに開いた」という文章から初めてアクセスして頂いたことが推測できます。また一方で、東京のアルファロッソさんは特にその点に関してはコメント頂いておりませんので、定かではありません。

さぁ、どーしたものか?と悩んだ結果…、

3人でじゃんけんして頂くことにしました(笑)

これだけ書いておいてそのオチかいっ!というツッコミは無しにして頂いて、お遊びですから辞退とか謙譲とかはナシでじゃんけんで決めましょう!

で、じゃんけんの方法ですが、グー、チョキー、パーのうち、一つを私宛にメール(510190@alfa164.com)で送ってください。その結果でWinnerを決めたいと思います。一回で決まらない場合は複数回やって決めますが、途中結果は一斉メールでご連絡させていただきます。
残念ながら負けた方には29,998番目の方は既にいらっしゃいますので、29,999番目と29,997番目の賞品を差し上げたいと思います。
ちなみに29,998番目をゲットされた方は、「ステッカーが欲しかったので」と謙虚にご連絡いただいた埼玉のK&S・1さんでした。本当は狙ってたと思うのですが…(苦笑)、こんなところで運は使わずに、この方には是非ともオークション会場で存分に運を使って欲しいものです(笑)

さて、盛り上がってまいりましたぁ…(爆)
どなたがこのサドンデスを制するのでしょうかっ!!


クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:その他 - ジャンル:車・バイク

地獄の陸送大作戦

こんな早朝の新幹線に乗るのは久しぶりです。と言うかシゴトならばアキラメもつくのですが、嗚呼…私はなんで引き受けてしまったのでしょうか。

その日は早朝に彼の自宅へクルマで行き、駐車場にクルマを駐めて東京駅へ向かうことになっていました。
最悪の?場合はその場で購入し、乗って帰ってくることになります。一応エアコンが付いているようですが、Spiderのエアコンなぞ完調であったとしてもアテにはなりませんから、ラフな服装で行くのが正解です。私は短パンにアロハシャツという極めてラフな服装です。そしてクルマから工具、ジャンプコード、牽引ロープといったお世話にはなりたくない道具を下ろしてカバンに入れました。
一方彼はと言えば、サマージャケットにブリーフケースというこれから関西までSpiderを買いに行くというにはおおよそフザけた格好をしています。
おいおいっ!商談に行くんじゃないんだから…と怒っては見たものの、もう時間がありませんから仕方ありません。
その彼が一応私に気を遣って、新幹線の切符を用意してくれたり弁当を買ってくれたりするのですから、周囲から見るとどう見ても、全く売れていないタレントとそのマネージャーという組み合わせです(泣)

京都駅で近鉄に乗り換え、連れてこられたのは生駒山の麓の生駒駅というところです。待ち合わせた場所はコンビニの駐車場で、その炎天下の駐車場に目指すSpiderは待っていました。
確かに外観はネットで見たままの綺麗な状態です。エンジンルームを覗いて一通りチェックポイントを確認したのですが、意外に?良い状態です。エンジンマウントもちゃんと交換してあり、プラグコードも永井電子製に替えてあります。ヘッドからは若干のタペット音がするものの、オイル漏れもありません。
これは意外にもアタリかも知れません。

SpiderEng.jpg

DSC01035.jpg

早速試乗をして見たのですが、ATはスリップもなく何の問題もありませんでしたが、足回りはブッシュ類の交換など、やはり手を入れる必要がありそうです。そしてステアリングの中立付近のガタつきはタイロンドエンドを交換することによりシャキっとするでしょう。
内装の細かい部分のボロさと、ちょっとヘンなモディファイはご愛嬌ですが基本的には合格ラインです。
残念ながら(笑)、これは買っても良い個体です。

DSC01038.jpg

DSC01043.jpg

彼はすっかり買う気になっており、手続きをとっとと済ませてしまいました。こうなったら仕方ありませんからこれに乗って帰るしかありません。
帰る前に少しでも栄養を…ということになり、クラブのメンバーでもあり宇治でフレンチレストランをやっている中川さんのお店に寄って行くことにしました。

DSC01037.jpg

いつもながら、ビストロdeナカガワの食事は美味しく、ここで新幹線に乗って帰りたくなりましたがそうも行きません。
これから東京までこのSpiderを持って帰らなければならないのですが、本来ならば15年前のSpiderでのロングドライブは万全の体制で臨んでも、ナニゴトもなければそれは幸運としか言いようのないことなのです。それなのにオイル交換歴も分からず、メーターも正しく表示されているかどうか定かでないSpiderをイキナリ運転するのですから本当に何が起こっても不思議ではありません。中川さんのアルファ164に先導してもらい高速道路の入り口まで送ってもらいました。
さて、いよいよ地獄の陸送大作戦の始まりです。

DSC01040.jpg

ところがいざ走り出して見ると、意外にナニゴトもありません。直進性も良くエンジンも良く廻ります。ただしスピードメーターが動きませんから、タコメーターの回転数から速度を推測するしかありません。私は経験から回転数と体感速度でだいたいのスピードが分かりますが、彼はSpiderを運転するのが初めてでしたので、どうしてもスピードは遅くなりがちです。それには理由があり、普通のクルマより低いドライビングポジションとノイズの大きさによりどうしても体感速度は高めに感じてしまうのです。
走行中に更にチェックをして行くと、2500回転から3000回転辺りに不快な振動が出ることが分かりました。一番日常で使用する回転域ですからこれは何とかしなければなりません。
また、4000回転で巡航するとチェックエンジンの警告灯が点灯し、回転を下げると消えることが分かりました。これも何か問題がある可能性がありますので点検項目に加えましょう。
そして、エアコンの風向きを変えようとルーバーを動かしていたらルーバーが折れてしまいました(苦笑)

DSC01042.jpg

結局、工具の出番もなく交代で運転しながら東京に夜中過ぎに辿り着いたのですが、流石に長距離のドライブは疲れました。

しかし、改めてSpiderのクルマとしての真っ当さを確認することができました。
夏休み明けにクイックトレーディングに入庫させ、点検と部品交換を行うことになりますが、それほど大きな出費をせずに気持ち良く乗れるSpiderになるでしょう。
結果として彼は良い買い物をしたのだろうと思いますが…、

出来れば東京で買いたかったです(爆)

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

Spiderの買出し

DSC01036.jpg

最近は115系のSpiderに関わる機会が本当に増えて来ました。
もちろん自ら所有していたからではあるのですが、実はこの115系Spiderの中でも特にSr.4は、現代の軽めの趣味クルマとしての要素を全て兼ね備えているクルマだと思います。
そして、そのコトに気付いた方が私の周囲で増えたので触れる機会も増えたのではないかと思います。

私が考える現代の趣味クルマの要素とは…、

1.デザインの美しさが普遍性を持っていること
2.構造がシンプルで部品の入手も比較的楽なこと
3.最低限の運転補助装置が備えられていること(エアコン、AT、パワーステアリングなど)
4.現代の交通に邪魔にならない性能を有していること
5.そのクルマにそれなりのヒストリーがあり、ある程度ウンチク?が語れること

などが挙げられます。そして経済的なことを考えると、価格が安定しており万が一手放すことがあっても、現代の新車のように下取り価格を聞いてがっかりしないのもポイントです。

ところが、このようなクルマを手に入れたいと思ったときに、購入からメンテナンス、そして売却に至るまでサポートしてもらえるショップやメンテナンスガレージは必須で、特に初めての旧車であればそれは尚更です。
そこで、どういうワケか私のところに相談が舞い込むようになってしまったのですが、相談だけならまだしも、「何とかしてくれ~」と言われると断り切れず、結局ズルズルと引き込まれることになってしまうのは、昨日オハナシした通り、私自身が「面倒を見る」人種だからでしょう。

8/7日のブログでご紹介したSpiderのオーナーからちょっと興奮気味に電話がかかって来ました。

「実は先日のクルマをキャンセルしようと思ってるんですよぉ。それで奈良に良さそうなクルマがあるので見て欲しいんですが…」

すでに主治医の工場への入場も手配し、陸送用のローダーまで手配していたのですが仕方ありません。私は彼の「見てください」という言葉をネットでの品定めをしろ…という意味だと思っていました。
彼から教えられた個体はヨーロッパ仕様でありながら、AT、AC、PSに加えてエアバッグまで装備したクルマでした。ヨーロッパ仕様のSpiderは北米(日本)仕様と異なりリアのハイマウントストップランプがないのが最大の特徴なのですが、確かに好き嫌いはある装備です。
また、北米(日本)仕様では標準だったオプションの15inchのホイールではなく、標準の14inchのクロモドラ製のホイールを装着していることも好感が持てます。
お値段もお手頃で、写真で見る限りは佇まいも良さ気でしたので…、

「良いんじゃないの」

と返事したところ、彼は恐ろしいことを言って来ました。

「見に行くのに付き合ってくださいよぉ。良かったらその場で買いますので一緒に乗って帰りましょう」

私は耳を疑いました。いくらなんでもお盆の真っ最中に奈良まで行って、ちょっと試乗をしただけで判断し、整備もせずにそのまま乗って帰るということがどれだけ現実性のない無謀なことであるか、彼は全く分かっていないのです。
しかも、それを業者でもなければブローカーでもない一友人にサラリと頼むところが、私の周囲の「面倒見られ」人種のスゴイところなのですが、最早どうしようもありません。
そしてこのブログに写真が出ているということは…。

逝ってきました(泣)

DSC01041.jpg


クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

炎天下の救出劇

DSC01026.jpg

世の中にはどうやら「面倒を見てもらうヒト」と「面倒を見るヒト」の二種類に分かれるそうです。
そして、本日ご紹介するO君は明らかに前者で、私は明らかに後者のようです。

DSC01027.jpg

それは主治医のクイックトレーディングにかかってきた1本の電話から始まりました。普段ならば社長を始め社員の皆さんが応対するのですが、そのときは全員の手が離せず、電話は鳴りっ放しになっていました。見かねた私がその電話を取った時、電話の主がそのO君であったことから、私は冒頭に書いた法則を確信したのです。

「あれっ!510190さん?助かった~。近くまで来てるんだけどオーバーヒートしちゃってさぁ。引っ張ってくれないかなぁ」

私はどうしてこんな電話を取ってしまったのでしょう…。仕方なく社員のU君と一緒に救出に向かったのですが、そのクルマたるやレース仕様に仕立てられたGTAmという、どんな常識で考えても夏の炎天下に乗るにはムリのあるクルマです。

DSC01028.jpg

止まるべくして止まった…という自業自得の結果に、なぜ私が付き合わなければならないのか…と己が不幸を嘆きながら到着した現場はすぐに分かりました。首都高の出口すぐの路肩にボンネットを開けて佇む、おおよそ周囲の景観とはそぐわないオーバーフェンダーとロールケージで武装したGTAm。そしてその後ろに警察のワゴンが停車し、お巡りさんが交通整理をする傍らに立ってそのお巡りさん達と談笑していたのがO君でした。

DSC01023.jpg

DSC01024.jpg

早速牽引ロープを取り付けて、工場まで運んで来たのですが、やはりガスケットが抜けており入院となってしまいました。
これまた当たり前の結果ではあるのですが、よく考えてみるとO君のクルマを牽引したのはこれが最初ではありません。

一度目は目白通りのガソリンスタンドで不動となった彼のアルファ164でした。不幸にもその現場から最も近くに住んでいたのが私だったのですが、仕方なく私の自宅の駐車場まで牽引し、代車に私のアルファ164を乗り逃げされ(苦笑)、翌日修理に来たのは良かったのですが、イロイロな工具を持って来ながら、自分のクルマの鍵を忘れ…さらに私のクルマを使い倒されました。
もう二度と…と思っていたら、二度目は修理に入れていた工場から部品がないと追い出され、私が別の工場を紹介すると、その工場まで牽引して持っていくハメになり、環八の世田谷から環七の板橋までという長い道中を牽引させられたことがありました。

そして今度は一番短い距離ではありますが、三度目です。
当のご本人は笑っているのですが、周囲の人間は笑いゴトではありません。
しかし、全く憎めないのは彼が生粋のラテン気質のアルフィスタだからでしょう。こんなO君に乗り倒されるイタリアのクルマ達はきっと正しいオーナーの許で幸せなのかも知れません。

でもO君。今度助けを呼ぶのは他のヒトにしてね~(笑)

DSC01025.jpg


クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

PMAの新作

Minichampsでお馴染みのPauls Model Art社は今や数多くのミニチュアカーブランドを擁する一大メーカーとなりました。
以前は、このブランドのミニチュアカーを買い漁っていたのですが、最近は例のALFA ROMEO Sport Collectionに殆どの資金を奪われてしまい、とても他のミニチュアカーを購入する余裕なぞなくなってしまいました(泣)
それでも、いつかは買おうと新作の情報だけはしっかりと収集しているのですから、始末に負えません(笑)
今日はアルファ・ロメオ関係の最新作をご紹介したいと思います。

まずはPMAの比較的新しいブランドであるSparkモデルからのリリースです。このSparkモデルのラインアップはイタリア車が多く、期待できるシリーズです。
今回は8C Competizioneのラインアップで、クローズドボディの赤と黒に加えてSpiderボディの赤がリリースされました。
このSpiderボディは昨年のぺブルビーチで初披露されたのですが、その時点でコンセプトモデルを超えており、ほぼ市販できる状態まで煮詰められていたと言われています。あとはアルファ・ロメオ社の判断待ちといったところでしょうか。おそらく北米での販売再開に向けて市販決定!というのがシナリオではないかと思うのですが、予断を許さず幻となってしまう可能性もあります。まぁどちらにせよミニチュアモデルでしか買えないのですが…(苦笑)

CDOKUME~1HeckLOKALE~1TempnsmailF1.jpg

CDOKUME~1HeckLOKALE~1Tempnsmail7S.jpg

CDOKUME~1HeckLOKALE~1Tempnsmail0E.jpg

続く本家のMinichampsからは先に発売された赤のGTAに続いて、白のGTAがリリースされました。すでに少量が輸入されていますので、既にお買い求めになった方もいらっしゃるかと思います。
写真では分かり辛いのですが、造型はどーなのでしょう。手に入れた方の感想をお聞きしてみたいものです。

CDOKUME~1HeckLOKALE~1TempnsmailJJ.jpg

そして、これは近年発売されたアルファ・ロメオのミニチュアの中でも傑作だと思うのですが、2600Spiderです。ピニンファリーナの作品ですが、同時代に発表されたフェラーリのカリフォルニアSpiderにも通じるデザインだと思います。

2600Spider.jpg


基本的にこのPMAのミニチュアモデルは大ハズレがないので、気に入ったなら「買い」だと思います。過去のブログでも書きましたが、このテのものは「一期一会」ですので、後悔しないように見つけたら買っておきましょう(苦笑)

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

Access Award 30,000

気が付けば30,000アクセスが近づいて来ました。この間に本当にイロイロなことがありましたが、皆さんのご声援のお陰でここまで来ることができたと思っています。

少しでもそのご恩にお返しをしたいと思い、Access Awardを企画して来たのですが、どーしても物量作戦の前には歯が立たず(笑)、皆さんに悔しい思いばかりさせてしまっていることを反省し、今回の30,000アクセスの際には、"Countdown Award"と題して、30,000アクセスまでの10名の方に記念品を差し上げたいと考えています。

具体的には29,991番目にアクセスされた方から30,000番目の方までの10名の皆さんに記念品をお送りしようという太っ腹な?企画です。
そしてその記念品ですが…、

29,991番目~29,996番目までの方には例のアルファ・ロメオ80周年の記念複製ステッカーを、そして29,997番目から29,999番目の方には、同じ複製ステッカーに加えて、アルファ・ロメオのアイロンプリントを差し上げたいと思います。尚、アイロンプリントロゴは写真のように3色ありますが、どれが届くかはお任せください。

DSC00731.jpg

DSC01022.jpg

そして、30,000番目の方には、先日ご紹介したランチア037ラリーのミニチュアモデルと手作りのディスプレイベースに、お名前を入れたスペシャルプラークを付けてお送りしたいと思います。
こちらはこれから最終仕上げを行いますので、どんなものになるかはまたブログ上でご紹介したいと思います。
30,000番目の方は申し訳ございませんが送料のみをご負担ください。

DSC00976.jpg

尚、複数アクセスを達成された方は申し訳ありませんが、より30,000アクセスに近い番号を有効とさせていただきます。
例によってアクセスカウンターをPrint Screenで保存して、送り先のご住所とお名前を添えて、510190@alfa164.comまでお送りください。

さて、30,000アクセスを達成していただける方はどなたでしょうか…。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:その他 - ジャンル:車・バイク

アシクルマの納車

DSC01015-1.jpg

結局、里帰りさせることとなったかつての愛車が、手許に帰って来ました。
某クラブの掲示板に…
"正妻に浮気がバレてしまい、泣く泣く愛人と別れたのだが、正妻が病死してしまい、懲りずに「やっぱりお前しかいない」とか何とか言って元の愛人とよりを戻したみたいな気分"
と書いたのですが、本当にそんな気分です(苦笑)

しかし、別れた愛人は綺麗になって帰ってきてくれました。
オリジナルはボディの下が黒く塗装されていたのですが、その部分をボディと同色に塗っただけで、これ程までにイメージが変わるとは思いませんでした。

DSC00458.jpg

もともとエンリコ・フミア氏がこのSpiderをデザインした当時は、クルマをシャープに見せるのが主流だったので、このSpider/GTVもアルファ164もボディを薄く見せる効果を狙って、下部を黒く塗っていました。
その後に、クルマの質量感を強調することが主流になったために、後期のSpider/GTVはこの下部もボディ同色に塗装されるようになったのですが、実際に両方を見てみると確かにボディ全体が同じ色のほうが、カタマリ感があってしっくり来ます。

DSC01014-1.jpg

一方室内は昔と変わらない姿ではあったのですが、アルファ・デポの坂野社長は試作品のフロアマットをサービスしてくれました。
これは従来からあるシザル(ヤシの繊維)で出来たものではなく、ポリエチレン製です。所謂荷造り用のヒモで編んだものと言ったほうが分かりやすいかも知れませんが、意外にスグレ物です。使用モニターを…ということですので、暫く使ってみて感想をお伝えしようと思いますが、フロアマットを変えただけで随分と印象が変わりました。

これで日常のアシは確保できましたので、当分は安心です。
今度は、このSpiderを前提としての趣味クルマを探すことになるのですが、さてどーなることやら…。

全く余談ですが、渋滞の中で前のトラックのステッカーをナニゲに見ていると、何かおかしいことに気が付きました。
本来は「速度抑制装置付」というステッカーのハズなんですが…、思わず笑ってしまいました。

DSC01012-1.jpg

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

役者デビュー?

DSC01005.jpg

一体オマエは何をやってるんだ…とお叱りを受けそうですが、主治医であるクイックトレーディングから依頼され、ドラマに出演することになってしまいました。

某外資系生命保険会社のネットムービーなのですが、主人公が転職してライフプランナーになるまでの経緯を描き、異業種出身の社員が多く活躍していることをアピールして中途採用を行うという趣旨の企画です。
主人公は以前は外車のディーラーに勤務しており、そこにスカウトの電話がかかってきてハナシを聞くうちに、より充実した人生設計を考えるようになり転職する…というオハナシで、その外車ディーラーにクルマを買いに来た夫婦というのが私たちの役でした。

DSC00995.jpg

奥様役には現在車検で預かっているSpiderのオーナーにムリを言ってお願いしたのですが、そのお願いは半ば脅迫で(笑)、撮影が終わったらクルマを引き渡すから…とか何とか言い包めて、早朝の撮影に協力してもらいました。

DSC00998.jpg

主人公役の役者さんは中村繁之さんという方で、テレビや映画でお馴染みの役者さんです。またスタッフの方々も、聞けばCX系のバリバリの現役精鋭の方々で、ネットムービーだから…と侮っていた私は一気に緊張してしまいました。

以前の仕事ではこういった企画を発注する側でしたので、撮影に立ち会ったりすることがあり、洒落で頼まれて、チョイ役で(笑)出たりすることはあったのですが、今回のようにちゃんと設定があり、しかも台詞まである役は初めての経験です。

DSC01001.jpg

見慣れたクイックトレーディングのショールームも今日ばかりはスタッフで溢れ、スタジオセットの様相を呈しています。
軽い打ち合わせとリハーサルの後に本番となったのですが、さすがにすぐに役になりきることができるのがプロの役者さんで、私の目の前にはすがすがしいセールス氏が座っていました。
一方の私はと言えば、用意された小道具のアルファGTのカタログを見ながら、そう言えば次期FXにアルファGTってのもアリだよなぁ…とか余計なことを考えてしまいましたが、それが功を奏してヘンにリアルな客になり切ることができたようです(苦笑)

DSC00997.jpg

DSC01002.jpg

スタッフの皆さんの予定では、シロートだからたぶん撮影は押すだろう…と思っていたそうなのですが、そんなこんなで意外にすんなりと、カット割の別撮りも入れて約1時間程で撮影を終えることができました。

出来上がりのムービーは近日中にネットで公開されるそうですが、万が一お目に留まるようなことがあっても笑わないでくださいね。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:その他 - ジャンル:車・バイク

新しい患者

DSC00990.jpg

最近どういうワケか、私の周囲にSpiderが集まって来るようになりました。それもSr.4のSpiderばかりです(苦笑)

確かにネオ・ヒストリックとして見たときに、エアコン、パワーステアリングという快適装備を持ちながら、そのデザインは60年代の流麗さを保っているクルマはこの115系のSpiderくらいしかないでしょう。そしてその独特の世界に魅せられるユーザーが増えてきたということは、一方で現在のクルマに魅力がなくなって来たことの証かもしれません。

一方で業者側から見るとこのSpiderは商品としては微妙なクルマです。ジュリア・スプリントのようにヒストリックとして相場を形成しているワケでもなく、フツーに乗れることが災い?して、年式と程度を考えると、それ程高い値段を付けることもできません。かと言って仕入れてしまうと、それなりに手を入れなければ店頭で販売することもできないため、どうしても引き腰になってしまうようです。
現在の相場はだいたい乗り出しで150万前後でしょうか。今後、相場はこの程度が上げどまりで、タマ数は漸減して行くと思われます。

今回、友人が見つけてきたSpiderは91年式のSr.4で正規ディーラー車です。程度は「中の上」といったところでしょうか。
自分でも所有した上に何台もSpiderを見ましたので、多少の意見は言っても良いかなと思っているのですが、Spiderを購入するのであれば、この「中の上」辺りが狙い目だと思っています。

DSC00992.jpg

もともとSpiderは新車のときからボロいクルマでした(苦笑)。
当時、新車でSpiderを購入した方は、性能や装備で購入したのではなく、アルファ・ロメオというブランドと、このピニンファリーナの素晴らしいデザインに惚れこんで購入したのであろうと思います。ですので、現代の目で見るとその内容は上物であろうが新車以上であるワケもなく、どうせ手を入れなければならないのであれば、むしろボディの錆や板金歴のないしっかりした個体を選び、内装の程度やエンジンのヤレには目をつぶっても安い個体を選ぶほうが良いと思うのです。
唯一気をつける点はATモデルで、このZF製のATをオーバーホールするとなると40万円は覚悟しなければなりません。ATがスリップしていたり変速ショックの大きいクルマは他がどんなに綺麗でも避けたほうが良いと思います。
幌に関しては考え方ですが、一般的には張り替えるとやはり30万円ほどはかかってしまいます。どうせ張り替えるなら、それを値引きの材料にして、自分の気に入った材質で…というのもアリだと思います。

今回の個体は、幌は前オーナーが張り替えて綺麗な状態でした。リアスクリーンの曇りもヘンな皺もありませんでした。

DSC00994.jpg

内装の程度も上々だったのですが、ステアリングがヘレボーレのGTAレプリカに交換されていました。またトランクにはサービスマニュアルが入っていたりと、前オーナーは相当なマニアだったと見受けられました。
こういうクルマは安心して買える…のですが、一方で気になる点もありました。

DSC00991.jpg

まずは車高です。妙に下がっているのが気になったので聞いてみると、強化ショック+ローダウンスプリングに交換して見たらしいのですが、流石に乗り心地が悪いために、ショックだけは元に戻したとのことでした。そんなことをしたら元々ユルいボディが痛んでしまい、クルマそのものも乗り味も台無しになってしまったでしょう。この行為で私の前オーナーに対する親近感は吹き飛んでしまいました。
実際にタイヤハウスを覗いて見ると、タイヤがハウジングに接触していました。購入後はノーマルのスプリングに戻す必要があります。

DSC00993.jpg

次に気になったのがリアタイヤのトー角で、妙に内股になっています。これは調整で治ると思いますが、このままだとタイヤが偏磨耗するのではと思います。

また、お約束のエンジンマウントはヘタっており、ベルトが接触しかかっていましたので、これも交換です。

結局、乗り出しでは150万円~170万円は必要なクルマです。当たり前にボロくなった部分をそのままで安く買い、自分で納得してリフレッシュして乗るか、最初から手の入ったクルマをその値段で買うかなのですが、私なら部品の入手経路も経験ある整備工場もありますので、迷わず前者なのですが、この新しいオーナーはどうやら私が面倒を見てくれるのを当てにして購入したようです(苦笑)

さて、夏休み明けにはこのクルマとじっくり付き合うことになりそうです。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

Spider! Spider!

070804_01.jpg

一方で車検で苦労したSpiderはようやく出庫することができました。
今回は部品集めに本当に苦労しましたが、最終的にはアメリカ、ドイツ、日本国内と世界中から部品を調達することになってしまいました。

メカニックの方にしてみると、部品が届かないために作業が止まるのは本当に辛いものがあると思います。特にリフトに上がった状態で作業が止まってしまうとリフトを占有してしまうために、他の作業工程も狂わせることになってしまいます。
最近、旧いクルマの整備を断られるケースが多々あるようですが、このあたりにその一因があるのではと思います。例えそれが1000円の部品であっても、それがないと整備ができず、どんなに苦労してその部品を調達したとしても、やはりオーナーには1000円の部品代金しか請求できないのですから、整備工場としてはそんなリスクのあるクルマは見たくないというのが本音でしょう。

しかし一方で、Spiderに限らず旧いクルマは整備ノウハウが確立されており、部品さえ前もって揃えてお願いすれば、構造は簡単でそれ程手がかかるとは思えないのですが、このような原因から旧車がどんどん消えて行ってしまうのは本当に残念です。

今回のSpiderの整備のテーマは図らずも「ゴム」となってしまいました。熱に晒され年月が経ったゴムホースは劣化してその役目を果たさなくなってしまっています。そしてホースという性格上、その中を水が通ろうと、ガソリンが通ろうと、一度破れると最早、「取り敢えず」はあり得ないのです。

結局、今回の車検で交換した部品はどんどん増えて行き、最終的には…、

・ラジエーターホース(U/L)
・サーモスタットバイパスホース
・ラジエーターキャップ
・エアフィルター
・イグニッションケース
・イグニッションサポート
・エンジンヘッドガスケット
・ブレーキシール(F/R)
・デファレンシャルギアガスケット
・デファレンシャルギアシール
・フロントハブシール
・フロントハブスプリットピン
・リアブレーキケーブルワッシャー
・リアブレーキセンターケーブル
・フロントブレーキケーブル
・ブレーキディスク(F/R)
・ブレーキパッド(F/R)
・マフラー(センター/リア)
・エンジンマウント(L/R)
・Vベルト

を交換することとなってしまいました。しかし、これだけやっておくとまた安心して、ナニゴトもなく暫くは乗ることができます。

070801_01.jpg

新旧のエアフィルター。これが元は同じものだったとは…

070801_02.jpg

デファレンシャルギアのシールからの油漏れにより、あたり一面ベタベタになっていたのですが、シールを交換し洗浄するとこんなに綺麗になりました。

070801_04.jpg

ホースの付け根にご注目!裂けて割れてしまっています。

070801_05.jpg

はずして見ると結果はこの通り。

070801_06.jpg

こちらのホースはタテに亀裂が入っています。

070801_07.jpg

新旧のホース。形は同じでも劣化しているのがお分かりいただけると思います。

070804_02.jpg

最後の最後に交換することとなった水周りのホース類。ラジエーターの下側のホースは入手難でしたが、今回何とか手に入れることができました。

今回は新しい部品供給ルートも開拓することができました。Spiderの部品は「あるところにはある」ものです(苦笑)
なんてことを話していたら、115系Spiderに乗りたいという新しいオーナーが現れ、クルマの品定めから、主治医と部品調達係りまでをセットで頼まれてしまいました(泣)
やれやれ…。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

血果て骨尽きるまで(終焉の整備記録)

070424_03.jpg

いよいよ最後の整備記録です。
現在、「形見分け」の真っ最中ですので、どんな部品を交換してるのか…という判断材料としても読んでいただければと思います。

整備年月日 整備種類 整備目的 整備内容 経過走行(km)
2006/7/12 点検 点検 24ヶ月点検 45,508


最後の車検は細かい油脂類の交換はあったものの、本当に初めてナニゴトもなく終わることができました。このアルファ164Q4を購入してから、こんなことは初めてでした…と言ってもそれ以外にこれだけの修理を行っているのですから、当たり前といえば当たり前なんですが(苦笑)

2006/7/15 交換 消耗品 ブレーキフルード(BP DOT4) 29,847
2006/7/15 交換 消耗品 パワーステアリングオイル(オベロン) 17,000

2006/8/10 交換 消耗品 エンジンオイル(QUARTZ-9000 5W/40) 2,679


ところがリアのブレーキキャリパーにはやはり泣かされっぱなしでした。ようやく新品がないことが分かり、メンバーから譲り受けた中古品に交換できたのですが、併せてブレーキディスク、パッドを交換してようやくブレーキの問題から開放されました。

2006/9/1 交換 トラブル リアブレーキキャリパー 37,125
2006/9/1 交換 消耗品 リアブレーキパッド(DIXCEL) 52,686
2006/9/1 交換 消耗品 リアブレーキディスク 124,028
2006/9/1 交換 消耗品 ブレーキフルード(BP DOT4) 7,278

DSC00625.jpg

2006/9/19 交換 消耗品 エンジンオイル(QUARTZ-9000 5W/40) 8,579
2006/9/19 交換 消耗品 エンジンオイルエレメント 11,258

2006/12/24 交換 トラブル フューエルホース 15,000

DSC00362.jpg

2007/4/22 交換 消耗品 タイヤ BARUM Bravuris 29,500


916Spiderにばかり乗っていたために走行距離が伸びず、今度は走らないことによるトラブルが出てきました。やはりモーター類などは定期的に動かしていないと固着したり動作不良を起こしてしまいます。動かし過ぎても消耗しますし、動かさなくても壊れるという微妙な問題を体感することができました。

2007/4/26 交換 トラブル ヒーターブロワーモーター 150,012

070424_04.jpg

2007/5/11 交換 消耗品 フロントハブベアリング 150,311
2007/5/11 交換 消耗品 ドライブシャフトブーツ(IN/OUT) 150,311
2007/5/11 交換 トラブル ステアリングラックブーツ 32,209

070510_23.jpg

2007/5/30 交換 消耗品 エンジンオイル(BP CORSE CLASSIC 15W/50) 7,083

2007/6/15 交換 消耗品 バッテリー 77,316


こうして8年間、150,000kmの苦闘は終わりを告げました。一体幾ら使ったのか…という数字は永久に封印したいと思います。
それよりもアルファ164Q4という稀代の名車と過ごせた濃厚な8年間にただただ感謝したいと思っています。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

So Long ALFA164

DSC00979.jpg

ついに本当の別れのときがやってきました。
今までは主治医のクイックトレーディングの駐車場で預かってもらっていたのですが、スペースに限りがあるためにいつまでも置いておくわけにはいかず、ローダーを借りて運ぶことにしました。

デフの不調以外は全く問題のない私のアルファ164Q4はエンジンも一発始動でアイドリングも安定しており、エアコンも寒いくらいに効くために、乗り込んでいるとナニゴトもないクルマです。しかも低速で動かすぶんにはちゃんと動くために余計に惜別の念が募ります。

DSC00966.jpg

DSC00964.jpg

今回はクラブのメンバーの助けを借りて、一旦八王子までローダーを取りに行き、高島平のクイックトレーディングまで開通したばかりの圏央道を通り、アルファ164Q4を積んでまた戻るといった強行軍でしたが、自走して積み込みができるために随分楽をすることができましたが、出発の際にお世話になったクイックトレーディングのメカニックの皆さんが総出で見送っていただいたのには、まるで出棺の儀のようで万感胸に迫る思いがありました。

DSC00963.jpg

総走行距離は201,107kmでした。本当の実走距離は分かりませんが、少なくとも私の手許に来てから走行した150,000kmは実際に苦闘しながら重ねた距離です。

ちゃんとご紹介するのは初めてかもしれませんが、もともとの内装は黒だったのですが、メンバーからの「形見分け」で購入したタンの内装に交換しています。この元のクルマは事故で全損となってしまったのですが、そのオーナーは私のクルマに乗るたびに自分の元の愛車を思い出していました。
これから私もそうなるのでしょうか…。

DSC00962.jpg

DSC00959.jpg

DSC00967.jpg

助手席のダッシュボードにはエンリコ・フミアさんがサインをしてくれています。随分薄くなってしまい、フミアさんが来日して私のクルマに乗る度に、「消えたらまた書くよ」と言っていただけたのを思い出します。サインが消える前にクルマが消えてしまうのが申し訳ないのですが、フミアさんに事情を説明したときに、彼も残念だけど仕方ないな…と言ってくれましたので、不義理を許してくれると思います。

昔、最初の愛車であったジェミニを廃車にしたときに、自走で解体工場まで持って行ったのですが、さっきまで走っていた自分のクルマが目の前でクレーンで吊り上げられ解体車の山の頂上に置かれるのを目にしたために、それ以降はもしそんな機会があれば、自分の知らないところでやってもらおうと心に決めていましたので、今回はこれでもう二度とこのクルマを見ることも乗ることもないと思います。

実はオーナーズクラブには伝統があり、愛車を自らで廃車にしなければならないときは、オーナーの気持ちを考えて、他のメンバーが葬儀委員長となり、各部品の引き取り先の決定や価格の交渉などをやってくれるのです。
私も何度かやらせていただいたことがあるのですが、いつまでもオーナーが辛い思いをせずにすむ、素晴らしい伝統だと思います。

これから必要な部品を取る作業に入るのですが、今は献体よろしく部品として他のアルファ164に役立ってもらえることが本当の供養だろうと思っています。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

血果て骨尽きるまで(断末魔の整備記録)

20070804093036.jpg

全く何の問題もなく、フツーに走る社有車のカ○ーラ・フィールダーにほとほと嫌気がさして来ています。しかし、それは趣味性を考えた上での感情で、クルマとしては至極真っ当で、もし誰かに「どーなの?」と聞かれたら正当に評価できるクルマだと思います。

個人的な暴論なのですが、ト○タは製造品質においては世界のトップと言って良いと思いますが、設計コンセプトにおいては渾身の秀作からお手軽な駄作までその落差が激しいメーカーだと思います。そのお手軽な駄作を販売力でちゃんと採算ラインを超えさせるところがさすがなんですが…(苦笑)

さて、いよいよ悪名高いステアリングラックの交換をすることになってしまったのですが、それでも私の場合は10万キロ以上保ったのですから優秀と言って良いのではと思います。このラックは乗り方で寿命が大きく左右されるアルファ164のウィークポイントです。エンジンの重量に加えてパワーステアリングポンプの容量不足。日本特有の「据え切り」によってダメになるときは1万キロも保たなかった例もあるほどです。

20070804093021.jpg

実はその前にとんでもない事故?に遭遇しました。爆弾低気圧の影響で道路が冠水し、あわや水没…という危機に遭遇してしまったのです。何とか脱出できたものの、大事をとってすべてのオイルを交換し、チェックをしてもらいましたが、幸い大事には至りませんでした。

整備年月日 整備種類 整備目的 整備内容 経過走行(km)
2005/9/6 交換 トラブル エンジンオイル(QUARTZ-9000 5W/40) 3,297
2005/9/6 交換 トラブル ミッションオイル(OBERON F808S) 47,136
2005/9/6 交換 トラブル デフオイル(BP5116) 47,136
2005/9/6 交換 トラブル スピードセンサー 116,102

2005/9/22 交換 消耗品 パワーステアリングラックASSY 118,102

2005/11/22 交換 消耗品 タイヤ BARUM Bravuris 45,816


これでスッキリと思ったのもつかの間で、年末にエンジンオイルの交換のために入庫したアルファ164Q4はそのまま、2ヶ月も居座ることになりました。きっかけはテンショナープーリの破裂で、それは2回目のエンジンOHを意味したのです。

20070804093108.jpg

2006/2/14 交換 トラブル タイミングベルト 52,136
2006/2/14 交換 トラブル ウォーターポンプ 52,136
2006/2/14 交換 トラブル サーモスタットホース 52,136
2006/2/14 交換 トラブル テンショナープーリー 52,136
2006/2/14 交換 トラブル テンショナーベアリング 52,136
2006/2/14 交換 トラブル プラグホールガスケット 52,136
2006/2/14 交換 トラブル ドライブベルト 52,136
2006/2/14 交換 トラブル オルタネーターベルトテンショナープーリー 52,136
2006/2/14 交換 トラブル オルタネーターベルトテンショナーベアリング 52,136
2006/2/14 交換 トラブル タペットカバーガスケット 52,136
2006/2/14 交換 トラブル シーリングガスケット 52,136
2006/2/14 交換 トラブル バルブインテーク(IN&EX) 52,136
2006/2/14 交換 トラブル バルブガイド(IN&EX) 52,136
2006/2/14 交換 トラブル ブレーキサーボ 52,136
2006/2/14 交換 消耗品 サイドブレーキワイヤー 121,102
2006/2/14 交換 トラブル クライメイトコントロールパネル 121,102
2006/2/14 交換 消耗品 エンジンオイル(QUARTZ-RACING 10W/50) 5,000


20070804093053.jpg

20070804093008.jpg

作業内容は割愛しますが、要はヘッドのオーバーホールです。アイドリング時での事故でしたがやはりバルブが微妙に曲がってしまったのです。
しかし、各部を再調整し、組みあがったエンジンは素晴らしいものでした。

2006/4/18 交換 消耗品 エンジンオイル(MOTUL Competition 15W/50) 7,596

2006/4/29 交換 消耗品 リアブレーキパッド(FERODO) 40,408

2006/6/10 交換 消耗品 エンジンオイル(QUARTZ-9000 5W/40) 5,000
2006/6/10 交換 消耗品 エンジンオイルエレメント 13,000
2006/6/10 交換 トラブル フューエルホース 115,750


こうして三度目の車検を迎えることになったのですが…もうここまでやったらナニゴトもないだろうと思っていました。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

血果て骨尽きるまで(禁断の整備記録)

20070802231732.jpg

気が付けば8月になっていました。このブログを書き始めて9ヵ月になろうとしています。
当初はアルファ164Q4との生活を皆さんにご紹介しようと書き始めたブログでしたが、そのクルマが果ててしまいましたので、このブログの今後は…と考えあぐねています。

しかし、途中のオハナシもまだ残っていますので、それだけはちゃんとケリをつけた上で、今後の継続については考えたいと思います。

本日は6年目の整備記録のご紹介です。
余計なエンジンオーバーホールまでやってしまいましたので、さすがに暫くはナニゴトもありませんでした。
そして迎えた車検は、多少の問題はあったものの非常にリーズナブルにパスすることができました。

整備年月日 整備種類 整備目的 整備内容 経過走行(km)
2004/6/19 交換 消耗品 エンジンオイル(MOTUL Competition 15W/50) 6,592
2004/6/19 交換 消耗品 エンジンオイルエレメント 20,728

2004/7/15 点検 点検 24ヶ月点検 35,124
2004/7/15 交換 消耗品 リアブレーキパッド(FERODO) 35,124
2004/7/15 交換 トラブル ブレーキマスター 31,124
2004/7/15 交換 トラブル ブレーキフルード(AGIP DOT4) 31,124
2004/7/15 交換 消耗品 クラッチホース(レリーズ~マスター) 89,694
2004/7/15 交換 消耗品 ドライブベルト 67,626
2004/7/15 交換 消耗品 ドライブベルトアイドラープーリー 67,626
2004/7/15 交換 消耗品 ラジエーターキャップ 89,694
2004/7/15 交換 消耗品 ステアリングラックブーツ 35,124
2004/7/15 点検 初期化 ホイールアライメント 35,124

2004/9/4 交換 消耗品 エンジンオイル(MOTUL Competition 15W/50) 4,596

2004/11/20 交換 消耗品 エンジンオイル(MOTUL Competition 15W/50) 5,224
2004/11/20 交換 消耗品 エンジンオイルエレメント 9,820

2005/2/26 交換 消耗品 エンジンオイル(MOTUL Competition 15W/50) 5,631


しかし、年が明けていよいよステアリングラック関連の部分が逝き始めたのです。まずはパワーステアリングポンプを交換したのですが、コトはそれで終わりはしませんでした。

CIMG0031.jpg

2005/3/24 交換 消耗品 パワーステアリングポンプ 105,255
2005/3/24 交換 消耗品 クラッチレリーズシリンダー 50,685
2005/3/24 交換 トラブル リアブレーキキャリパー 105,255
2005/3/24 交換 消耗品 ブレーキフルード(BP DOT4) 15,561

2005/6/22 交換 消耗品 エンジンオイル(MOTUL Competition 15W/50) 7,660
2005/6/22 交換 消耗品 エンジンオイルエレメント 13,291


DSC00063.jpg

さて、第二のトラブル連鎖の始まりです。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

次のページ

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。