走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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熟年スキーのススメ

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近年は減少傾向にあるスキー人口ですが、私たちが学生の時にはスキーとテニスは「軟派な学生のたしなみ」で、私もご多分にもれず、スキーを楽しんでいました。しかしそれは決して競技スキーといったストイックな路線に行くのではなく、あくまでゲレンデスキー専門で、もっぱら楽しむためのスキーでしかありませんでした。
しかも私の場合は、女の子にモテるために初級者に講習をする「教え方」の技術を磨くといったもので、自分がある程度滑ることができるようになると自分の上達そっちのけで、様々な講習法を勉強していました。
確かにスキー場で上手に滑る男子は格好良く見えるものですが、そこで勝負をしてもライバルが増えるだけですので、「親身に一生懸命教えてくれる親切なヒト」という路線で攻めることにしたのですが(苦笑)、結果として仲間が企画するスキーツアーに、男女を問わず初心者が参加することになると必ずお呼びがかかるようになってしまいましたので、スキーを使った社交術としては間違ってはいなかったのかも知れません(笑)。

社会人になり東京に転職で引っ越して来てからはスキーに行く機会も殆どなくなってしまっていたのですが、一昨年から体力の回復とリハビリを兼ねてスキーをまた始めることにしました。心筋梗塞のリハビリにスキー?と思われるかも知れませんが、私の主治医もスキーが好きで、幾つかの条件を守ればスキーはリハビリに効果的という結論となり安心して再開することにしたのですが、その条件とは決して極寒の吹雪のような状態で滑らない(心臓への負担を減らす)ということと、ロングコースを一気に滑り降りたりせずに、適度な休憩を挟みながらゆっくりと滑るというもので、それは私自身がずっとやってきたことでしたので、これらの制限は私にとって何ら制約とはなりませんでした。

手始めに行った場所は北海道のトマム!でそれはパウダースノーを求めてのことでした。スキーをやったことがある方には分かっていただけるかと思いますが、関東のスキー場の雪は雪質が重く、一度溶けて再びその上に雪が降ったりすると圧雪バーンになったりして脚への負担が大きくなってしまうのです。それに比べて、北海道は一度降った雪が溶けることがないためにサラサラの雪質で、ゲレンデ整備をされていても決して硬くならず、実に滑りやすい雪質で、脚への負担も少ないために30年!のブランクの後に再びスキーを始める場所として北海道を選んだのでした。
おかげで、随分と勘を取り戻せたのと同時に、脚力の衰えも実感することができたのですが、それらを補ってくれたのがレンタルスキーで借りたカービングスキーで、これまたスキー板の30年の進歩を実感することができました。
昔のスキー板はとにかく荷重移動をちゃんとして滑らなければ全くターンできなかったのですが、このカービングスキーは少々山足に荷重が残っていても、何とかターンできる・・・と言うか、曲がりたいなと思ったときには曲がっているといった感じで、脚力が衰えてしまっていてもスムーズに滑ることができるのです。
カービングスキーの理屈は分かっていたのですが、実際に履いて見てそれを実感することができました。しかし、このカービングスキーのおかげで、昔覚えた初心者へのスキーコーチングの方法も変更しなければなりませんでした(苦笑)。

それからは新たにスキー板も新調し、スキーシーズンになると週末は殆どスキー三昧で関東近郊の日帰りスキー場のメジャーなところは殆ど制覇?することになったのですから、やはり私はスキーが好きなのでしょう。と言うか、同行した相手に少しでも上手くなってもらうことが好きなのかも知れません(苦笑)。

そんな週末スキーへのアシとして重宝するのが愛車のLANCIA Themaで、これまた新しい発見だったのですが、スタッドレスタイヤに履き替えてしまえば、そのFFと軽い車重から雪道も快適に走ることができます。

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また、後席が3:2で可倒できてトランクスルーになる構造のために、スキーキャリアを用意しなくてもスキーを積み込むことが可能です。また広大なトランクスペースはそうしてスキーを積んでもまだまだスペースがあり、2人分であれば3泊4日程度のスキーツアーには何の問題もありません。

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今回同行したのは笹本夫妻で、奥様は永年スキーを嗜むベテランスキーヤーとのことなのですが、一方の笹本氏は私と同世代ながら、若い時に交通事故で大怪我をしたこともあり、スキーは初心者で今までは奥様の付き合いで年に一度スキーに行く程度とのことでした。
以前から一度ご一緒にと約束していたこともあり、今回ようやくそれが実現したのですが、いつもの笹本家のスキーエクスプレスであるFIAT Puntoがご機嫌斜めということもあり、LANCIA Thema一台に3人で行くことになりました。
そうなると当然?のことながら私が笹本家にお迎えにあがる・・・というのは暗黙の「お約束」のようで(笑)、今回も当たり前のように私がお迎えに上がることとなってしまいました。

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笹本家の駐車場にいつものようにクルマを停めて気が付いたのですが、そこにはアルファ・ロメオ

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フィアット

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ランチア

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というイタリアの自動車メーカーの半数が揃ったことになり、あとフェラーリ、マゼラーティ、ランボルギーニがいればイタリア自動車全制覇となるのですが、残りの三台は一筋縄では行きませんのでこの夢の実現にはまだ時間がかかるでしょう(苦笑)。

今回の日帰りスキーの行き先に選んだ場所は、昨年初めて行って気に入った群馬の川場スキー場で、ここはとにかく施設が素晴らしいスキー場です。
屋内駐車場から直接ゲレンデに行くことができますし、リフトを2本乗り継げば山頂まで登ることができ、そのまま3kmもの初級者コースが続いているゲレンデは自分のフォームを矯正するにもコーチするにも最適のスキー場だと思います。

スキースクールで資格を持って教えているプロの方はともかく、素人スキーコーチのスタイルには大別すると二種類あり、一つはいきなり山の上に連れて行き、とにかく転びながらも下まで降りることにより自信をつけてもらうというやり方と、一つ一つの動作を丁寧に教えながら、身に着けた技術で滑ることのできるゲレンデを増やして行くというやり方なのですが、私の場合は後者で、前者のやり方も認めてはいますが、それでスキーを嫌いになってしまう危険性があるために、結果としてギャンブルとなるのではと思っています。

さらに、教え方も自分なりに工夫しており、全くの初心者はともかく、すでに経験のある今回の笹本氏のような場合は最初は何も言わずに、まずは滑っている姿を観察することにしています。そうすれば課題が見えて来ますし、そのスキースタイルから、最初に何かを取り除かなければならないのか、何かを足さなければならないのかが分かります。
笹本氏の場合は、ボーゲンのスタイルは出来ていたのですが、ターンを曲がるための手段としか見ていないために、ムリな「力み」があり、斜面に対する恐怖心の方が先立っていました。
実は、スキー初心者の上達の障害になっているのがこの恐怖心で、その原因は「止まれない」という気持ちにあります。スキーが上手い方には釈迦に説法ですが、スキーにおいて大事なことは止まることではなく、スピードコントロールだと思います。つまり、スピードコントロールができないので、結果として「止まれない」のであり、最後は「転ぶ」という手段で「止まって」いるのです。
ボーゲンであろうがウェーデルンであろうが、やっていることはスピードコントロールで、ターンは方向を変える手段だけではなく、スピードをコントロールする手段であることを身体で覚えることができれば、スキーは一気に楽しくなるものです。

また、理屈が分かることと、身体でそれができることは異なっており、理屈だけ教えてもダメですし、また方法論だけ教えても応用が効かなくなってしまいますので、私はまず理屈を説明し、そのために何故そうするのかを説明し実際にやってもらうことにより、短い時間で上達してもらうようにしています。
相手が子供だと理屈は不要ですが、オトナの場合は「いいからこうしろ」では余程の信頼関係がない限り効果は上がらないところは一般的な「コーチング」と言われている理論と何ら変わるところはありません。

しかし、そうして少しでも上達して頂くのを見るのが嬉しいですし、何よりもそれでスキーを好きになって頂くのが一番の喜びですので、私なりに本を読んだりDVDを見たりしてコーチングの勉強をしてきました。しかし、私のコーチングの技術はそこまでで、まずはそうしてスキーを好きになってもらえれば、そこから先にもっと上手くなりたいと思う方はスキースクールに入ってプロの指導を受けるのが一番だと思いますし、一方で上手くなくても良いからゲレンデスキーを楽しみたいと考えて、様々なスキー場を楽しむのもアリだと思います。

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熟年のスキーの楽しみ方は決してスキー場での楽しみだけではなく、むしろスキーの後の楽しみがメインだったりします(苦笑)。
特にスキーで疲れた身体を癒してくれるのが温泉で、そのためにスキーに行くといっても過言ではないかも知れません。私が川場スキー場を気に入ったのは、そのコースレイアウトや施設だけではなく、近場に素晴らしい温泉があるからです。
その場所は悠湯里庵という日帰り温泉で、今のところ私の日帰り温泉ランキング1位の場所です(笑)。

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それはとても温泉とは思えない施設で、ぱっと見は民芸館かと思える佇まいです。

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中に入るとそこはやはり民芸館で、ロビーには素晴らしい「欄間」のコレクションが展示されています。

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ロビーには囲炉裏があり、そこが喫煙場所となっているのも贅沢な空間です。

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中には本当に博物館があり、火縄銃や鎧から根付に至るまでの様々な展示品があるのですが、左甚五郎作の欄間がさりげなく展示してあったりと、風呂上りにも楽しめる空間となっています。

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体力の衰えた私たち熟年世代にとってスキーというスポーツは意外にアリだと思います。相手があるわけではありませんので自分のペースで楽しむことができますし、自然と美しい景色を満喫し、このようにスポーツ後の楽しみもあるのですから、過去に経験された方だけでなく、これから始めるスポーツとしてもスキーは適していると思います。

さて、今シーズンはあと何回行けるでしょうか・・・。


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リゾートでの過ごし方

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観光地で観光スポットと言われている場所に行かなければ気がすまない方もいらっしゃるでしょう。
実は、私たちは全くそういった場所に興味がありません(苦笑)。どちらかと言うと人が多く集まる場所は好きではありませんし、自分たちのペースで楽しみたいので行動が制約されるツアーも苦手です。
従って伊勢に行ったにも関わらず、ガイドブックに載っているような観光スポットには全く興味がないために、伊勢神宮にも、ミキモト真珠島にも、鳥羽水族館にも行きませんでした。じゃあ一体何をしに行ったんだと言われそうですが、ただただリフレッシュしに行ったというのが本音なのです。

私たちのすごし方は、まずはあれこれ緻密にスケジュールを立てないことと、どうも気に入らなければどんどん予定を変更するといういい加減なもので、日常が様々なスケジュールの制約で動いている分だけ、なるべく束縛されないように過ごすのがリフレッシュ法なのです。

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今回はやはり海で過ごしたいと思って、パールロードをドライブして海水浴場に出かけることにしました。伊勢・志摩地方は日本でも有数のリアス式海岸で、入り組んだ静かな入り江が多いのですが、私たちが目指したのは砂浜の広がる海水浴場で、地図を見ながらこの辺…とアタリをつけて出発しました。
パールロードは鳥羽と鵜方を結ぶ道路で、昔は有料だったのですが今回訪れたら何と無料になっていました。
クルマで走るにはなかなか面白い道で、ちょうど伊豆スカイラインと芦ノ湖スカイラインを足して二で割ったような道路です。

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目指した海岸は大王岬の先の前浜という海水浴場でした。なぜここ?というのは特に理由はなく、地図を見る限り海が美しそうだったからという単純な理由です。
そして実際に近くまで行ってみると海水浴場らしく、道路沿いに臨時の駐車場が営業しているのですが、そのお値段は東京では考えられない一日1000円という破格値です。

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駐車場から海岸までは防砂林を抜けて行くのですが、本当にこの先に海岸があるのか心配になるような雑木林です。そして雑木林を抜け、堤防を登るとそこには素晴らしい海岸線が広がっていました。

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この海岸で一日のんびりと過ごさせてもらったのですが、気がつけばお昼を食べていませんでした。と言うかむしろ食べる気がしなかったのが正解で、朝食のバイキングもその内容が素晴らしかったのでついつい食べてしまい(苦笑)、夜に備えてお腹を空けておこうとしたのですが、流石に小腹がすいてきました。

ホテルに帰る途中に、パールロードを海水浴場に向かって走っているときに見つけた海鮮市場に立ち寄ることにしました。狙いは名物の牡蠣で、最近では伊勢と言えば的矢牡蠣と言われるほど東京でも有名になりました。焼き牡蠣でもちょっと摘んでと思ったのですが、あいにく売り切れており、ハマグリの浜焼きや車海老の塩焼きやらを少しづつ食べてホテルに戻ることにしました。それにしてもこの店は大繁盛で、他のロードサイドの同じような店が閑散としているのに比べて、この店だけは席を確保するのも一苦労という状態でした。

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二日目の夕食はフレンチです。メインは黒鮑なのですが、オードブルの活車海老を料理長自らがテーブルサイドで調理してくれました。ついイロイロと質問してしまったのですが、料理長はこのホテルで勤続30年とのことで、ここ以外で働いたことはないそうです。東京のホテルですとあちこちで修行の後に料理長に就任というパターンが多いのでしょうが、こうした地方のホテルでは彼のように最初は見習いで入り、ずっと先輩に指導を受けながら長く勤めるのが一般的なのかも知れません。しかし同じ土地であっても時代と共に変わり行くホテルと共に自らも研鑽を積んで行くのは、転職により外部環境の刺激を受けながら技術を磨いて、料理長への階段を登って行くよりはるかに難しいことでしょう。
つい人事という商売柄、料理とは別の感慨にふけってしまいました(苦笑)

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そんな話を伺いながらテーブルサイドで出来上がったのが、「車海老のカクテル彩り野菜とコンソメジュレを添えて」というオードブルでした。

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季節の貝のブルギニヨン 香草風味

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海の幸入りクリームスープ グラチネ仕立

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答志島桃取漁港の鱸をプロヴァンス風で

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爽やかな熊野みかんのグラニテ

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志摩産 黒鮑のステーキ

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シェフ特製デザート

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出された料理は、この料理長が地元の食材を知り尽くしていることが良く分かるもので、安心して美味しく頂くことができました。

さていよいよ最終日ですが、さすがにこのまま何の観光もせずに帰るのは気が引けたので(苦笑)、ちょっと早起きして日の出を見に夫婦岩に行くことにしました。

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夫婦岩という名前の岩は全国に数多くあるようですが、伊勢の二見が浦にある夫婦岩は正確には二見興玉神社にある男岩と女岩のことです。夏至の前後四ヶ月間はこの二つの岩の間から日が昇ることから、日の出を拝むために多くの参拝客が訪れるのですが、この日も早起きして行ってみると結構な人出で日の出を待っていました。

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雑踏が嫌いなのと、待ちきれなくなった私たちは結局、日の出を見ずにホテルに戻り、ホテルの部屋から日の出を拝ませてもらいました(笑)

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帰路はフェリーではなく通常のルートで帰ることにしたのですが、折角ですから伊勢志摩スカイラインという有料道路を通って帰ることにしました。

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スカイラインの途中からは鳥羽の海が一望できます。後ろ髪を引かれる思いですが、これからの帰路を考えるとあまり長居もできません。
伊勢市内に入るとすぐに高速の入り口があり、そのまますっと高速道路で帰ることができるのですから、渋滞さえなければ随分と便利になったものです。実際に三連休の最終日ではありましたが、御殿場まではほぼ渋滞に逢わずに帰ることができました。

御殿場から横浜町田までの渋滞の中でふと考えたのですが、どうせノロノロ運転になるのですから、いっそのっこと3車線を詰めて4車線で走行するというのはどうでしょう? 渋滞が解消されて走行スピードが上がると危険ですが、自然渋滞ではなく走行する車両の数が増えることによる渋滞の場合は、通過する車両の数を増やすことによって随分と解消できるような気がするのですが…(苦笑)。

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鳥羽の借景

大昔に鳥羽には来たことがありますが、殆ど記憶はありませんし、海からこうして訪れるのは初めての経験です。上陸して早速、我慢していた昼ごはんを食べる場所を探すこととなりました。
どうしてもこうした海辺の観光地ですと、海鮮○○と銘打った食堂が多いのですが、お刺身や浜焼きと言った定番の海鮮料理はこれから食べる機会も多いだろうと考え、まずはイタリアンで鳥羽グルメをスタートすることにしました。実は内緒にしていたのですがこうして実際に来る前にWEBで調べて目をつけていたお店があります。

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それはEXIV鳥羽という会員制リゾート施設の中にあるシーフードレストラン・アラゴスタという店で、鳥羽港からも近くて便利な場所にあるのも気に入りました。
もちろん訪れるのも初めてなら、このレストランで食べるのも初めてなのですが、書いてあった評判を信じて(笑)試してみることにしました。
選んだコースは「新鮮野菜コース」という一人1,732円のコースです。この値段でコース料理を出すことがすでに東京では考えられません(苦笑)ので、一抹の不安はよぎったのですが、出された料理はびっくりものでした。

季節野菜のサラダとスズキのカルパッチョ

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自慢の有機野菜と小海老のグリル バルサミコソース

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野菜たっぷりのミネストローネスープ

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アオリイカと夏野菜のトマトパスタ

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デザートの盛り合わせ

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これだけの料理で本当にこのお値段でした。レストランの雰囲気も店員のマナーもちゃんと行き届いていましたし、鳥羽グルメの幸先は素晴らしいものでした。

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そしていよいよ今回の旅行先を鳥羽と決めたきっかけとなったホテルに向かうことにします。そのホテルとは鳥羽国際ホテルという名前で、最初にその名前を聞いたときは失礼ながらなんの変哲もないホテル名でしたので、大丈夫か?と思いました。事実、このホテル名には何となく聞き覚えがありましたし、名前からすると昔からある老舗のホテルであろうことは想像ができたのですが、どうやら彼女が人づてに聞いて予約をしたとのことで、その情報によると今年の4月にリニューアルし全く新しいホテルに生まれ変わった…のだそうです。

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そして外観は少なくとも何も変わったようには見えないホテルに実際に足を踏み入れてみると、そこには従来の観光地のホテルから脱却しようとする試みが感じられるリニューアルが随所に施されていました。
ホテルに入ってまず目の前に飛び込んでくるのがこのデッキです。

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ホテルは岬全体を敷地としており、その突端にメインの建物が建っているのですが、その景観を最大限に利用したホテルのメインイメージとなる場所がこのデッキです。
そこは遮るもののない広々とした空間にゆったりとくつろげるソファーが置いてあるだけの場所です。本来ならばガーデンカフェとかにして、パラソルを並べて…とこの空間を利用するのでしょうが、この贅沢感が自分たちが今から滞在するホテルのコンセプトを象徴しています。

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そしてチェックインを済ませて部屋に一歩足を踏み入れると、その贅沢な空間というコンセプトがちゃんと統一されていることが実感できます。

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おそらくこのホテルは昔から眺めが良いホテルだったのでしょうが、その眺めはあくまで「ホテルからの景色」でしかなく、「ホテルの部屋も景色の一部」であるという考え方ではなかったのかも知れません。リニューアルによりホテルの部屋の調度品と窓からの景色が一体となって、非日常ながら何だか寛げる空間となっていました。

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もちろんホテルには別棟でプールや温泉も整っており、私たちも到着して早々にプールサイドでのんびりと休憩させてもらいました。
そして、いよいよ楽しみにしていた夕食です。今回は二泊しましたので、一泊目の夕食は和食で二泊目の夕食はフレンチと違った料理を楽しむことにしました。

こうした観光地のホテルにとってレストランはある種の生命線だと思います。料理のレベルもさることながら店内の雰囲気、接客マナーなど総合的に優れていないと、折角チェックインから客室までで好印象を得ても、このレストランで失点すると取り返しがつかないのではと思います。一方でそれまでの多少の失点も、料理やサービスが素晴らしいと挽回することができるのです。
スタッフの皆さんにとっては、このお仕事は「日常」だとは思いますが、私たちゲストにとってはホテルでの全てのことが「非日常」ですから、その「非日常」をレストランでの食事とサービスで演出してもらえると本当に嬉しくなってしまいます。

あらかじめ食事したい時間は予約しておくのですが、席が用意できるとちゃんと部屋まで電話がかかってきます。そして席に案内されると今回のメニューがさり気なくテーブルに用意してありました。よく料理を持って来る度にその内容の説明をしてくれるレストランがありますが、個人的にはあまり好きではありません。確かに料理の説明は聞きたいですが、その都度こちらの会話を中断されるのが嫌な場合があるものです。


夏の酒肴前菜

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蛸と伊勢野菜の預け鉢と夏の清汁仕立て

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志摩産伊勢海老と鳥羽の鮮魚造り

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志摩産伊勢海老の味覚焼き

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鳥羽産鮮魚の唐揚げ伊勢野菜

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たきこみご飯と伊勢海老の鬼殺汁

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夏のデザート

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と全て美味しく頂きました。

部屋の窓から見える夜の海も、鳥羽周辺の諸島を結ぶ連絡船が遅くまで運航しているために見ていても飽きません。

明日は少しドライブを楽しみながら周辺を探検して見ようと思います。

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お伊勢参りは…

なかなか夏休みが取れないこともあり、思い切って三連休を利用して伊勢志摩へドライブ旅行をすることにしました。
私たちは余程のことがない限り、基本的にはクルマで出かけることにしています。それは道中も含めて旅行を楽しもうと思っていることと、クルマの運転が苦にならないからなのですが、流石に以前にチャレンジしたような岡山まで行く元気はなく(苦笑)、今回は伊勢・志摩に行くことにしました。
関西出身の私にとっては伊勢はポピュラーな観光地で、小学校の修学旅行で訪れて以来、大学時代のテニス合宿(という名の遊び)やらゼミ旅行(という名の飲み会)で、ちゃんと伊勢神宮にお参りをせずとも、美味しい海の幸やら美しい海岸やらを楽しめる手ごろなリゾート地だったのですが、いざ東京から出かけるとなると交通の便が不便なこともあり今まではあまり候補に上らない場所でした。
今回、伊勢を選んだのは予約できたホテルが素晴らしかったことと、伊勢湾岸自動車道により東京からも随分便利に行けるようになったからでもあります。しかも高速道路は例の1000円均一料金ときていますから、お徳感も満点です(笑)。
しかしそれでは面白くありませんので、私たちは片道は従来の高速料金を払った「つもり」になって、伊良湖からフェリーで伊勢に渡ることにしました。

さて、ここまで計画はしてみたものの、どのクルマで行くかという選択をしなければなりません。
以前と違って、現在の私たちには性格の全く異なる二種類のクルマがあるためにその選択は結構至難でした。
115SpiderはATですので彼女が運転できることに加えて、何よりオープンですから海岸沿いのドライブには最適のクルマなのですが、お世辞にも長距離ドライブが快適とは言い難いクルマですし、エアコンもそれほど効きません。そして以前は916Spiderという「似たりよったり」の選択肢であったのですが、今回手許にやってきたLancia Themaは115Spiderとは対極にあるクルマです。
Themaの美点は二人乗車でのロングツーリングには全く問題のない室内スペースとラゲッジスペースがあることです。115Spiderもオープン2シーターとして見たときには非凡なラゲッジスペースを持ってはいますが、二名分の旅行の荷物となると、カバンの大きさや詰め方に工夫をしなければなりません。
一方のThemaは、何も考えずにガンガンとトランクに荷物を詰め込めますし、もし仮に入らなくなってもさらに後席のスペースまで使えば大抵の荷物は入ってしまいます。
さらに、移動空間としても115Spiderとは雲泥の差で、エアコンも良く効く快適な室内空間が自慢です。ただし、頻繁に鳴り始めるブロワーファンからの異音と、前回のブログの記事でも取り上げたオーディオの問題があります。
そして、最大の問題は…「屋根が開かないこと」で、こればかりはどうしても115Spiderに及ばない点です(苦笑)

最終的にはどちらのクルマで行くか、天気を見て決めようということになり、直前の天気予報から梅雨明けの強い日差しを考えて今回はLancia Themaの出動となりました。

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梅雨明けの三連休ということもあり、恐らく高速道路は大渋滞…と覚悟を決めて早朝に都内を出発したのですが、意外にクルマは流れていました。最初の休憩地と決めた富士川SAまでは全くの渋滞知らずで、しかも今回のクルマがLancia Themaであることも幸いして随分とハイペースで到着することができました。しかし、無情にも行く手の掛川から先が渋滞とのことで、奇しくも先週の鰻ツーリングで降りた吉田ICで東名高速を降りて、一路下道で伊良湖岬を目指すことにしました。

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伊良湖までの道は一本道で、地図で見る限りは海岸沿いの眺めが良さそうな道なのですが、実際は海の気配は感じられても車窓からの眺めはそれほど素晴らしいものではありませんでした。それでも伊良湖岬に近づくにつれてだんだんと気分も高揚して来ます。

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途中で立ち寄った道の駅でようやく海を感じることができました。考えてみれば渥美半島はその海岸線を太平洋に晒しているために、台風や高波のことを考えると海岸線に沿って国道を走らせることなぞしないでしょう。
砂浜まで散歩してみると、素晴らしい砂浜はサーファーで溢れかえっていました。いよいよ夏本番です。

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目指すフェリー乗り場はこの渥美半島の最先端にある伊良湖港にありました。伊勢湾フェリーはこの伊良湖と鳥羽を結ぶフェリーでこのフェリーを使うことにより、三河湾をショートカットすることができるのです。

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そう考えているのは私たちだけではないようで、例の1000円高速のために随分と経営が圧迫されているであろうフェリー業界の中にあってこの伊勢湾フェリーは活況で、予約をせずに行った私たちは出航30分前に到着したにもかかわらず、あやうく乗れずに次の船まで待たされるところでした。

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フェリーはごく一般的なもので、上記のWEBによると排水量は2400トン程で、乗用車を50台から60台程度を積み込み、15~16ノットで航行するものです。恐らく1時間程で鳥羽と伊良湖を行き来するこの航路では、この位の船が最も効率が良いのでしょう。

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実際に乗り込んでみると乗客も結構多く、私たちは追加でお金を払って上部デッキに行くことにしました。

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それにしてものどかな船旅です。

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三河湾は名古屋港を擁するため、本来ならば船舶の往来の激しい湾だと思います。その湾の入り口を横断するのですから、さぞかし様々な船が見られるのではと思っていたのですが、実際に出会った船は小さなコンテナ船と遥か彼方のRO-RO船(自動車運搬船)の他は漁船やプレジャーボートばかりで、少し寂しい船旅でした。唯一驚いたのは野生のイルカの群れで、案内放送が聞こえたので慌てて見たのですが遠くに背びれが見えた程度で、シャッターチャンスとはなりませんでした(苦笑)

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さて、そうこうしているうちに鳥羽港に到着です。

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静岡鰻ツーリング

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いつの頃からか鰻は高級魚になってしまいましたが、本来の鰻は夏場の庶民の味でした。
確か、土用の丑の日に鰻を食べる…という習慣は、かの平賀源内が夏場の売り上げ不振に困っていた鰻屋の依頼で考え出した日本最古のキャンペーン広告だったそうですが、当時は現在よりもっと日常生活の中で食されていた庶民の栄養源だったのでしょう。

暦は夏本番になろうとしているのになかなか梅雨が明けないこの時節に、静岡まで鰻を食べに行こう…と笹本氏からのお誘いに喜んで参加させていただいたのは、ALFAROMEO DAY以来のツーリングであったことと、わざわざ静岡まで出かけて食す鰻に惹かれたからなのですが、それにも増して新しく手許にやってきたLancia Themaの初めてのロングツーリングであったからでもあります。

今回笹本氏の仕切りで参加したのはアルファ164オーナーズクラブの面々でしたが、笹本氏は決してクラブのホームページで誘ったワケではなく、自身のブログで誘ったにも関わらず、これだけの面々が集まるのですから笹本氏のブログの認知度の高さ?が窺い知れます(笑)

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まだ梅雨が明けていないせいもあり、日曜にも関わらず集合場所の海老名SAは意外な程混雑していませんでした。しかし、そんな天気でも猛者はいるもので、こんな集団に遭遇しました。一見すると英国車のツーリングかと思われたのですが、仲間にはVolvo P1800や旧いメルセデスなんかも加わっており、なんだか和やかなお仲間でした。
それにしても幌の対候性など全く期待できないMG-TCで梅雨空の中にツーリングするのですから見上げた根性?です。

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一方の私たちはと言えば、遅れて来るアルファ156に乗るK君以外は皆ちゃんとアルファ164で、いくらTipo4の兄弟車であっても何となく肩身の狭い思いがします(苦笑)

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それにしてもアルファ164が並んでいる姿はいつ見ても壮観です。自分のLanchia Themaに比べると同じホイールベースであっても、エンリコ・フミアさんが苦労したフロントのボンネットラインの低さと他の兄弟車と異なり別デザインとされたドアパネルなどから、全く違ったクルマに見えてしまいます。

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しかし一旦一緒に走り出してしまえば不思議なもので、自分もアルファ164をドライブしている気分になってきます。おそらく何度もこうして仲間とツーリングをして来たからでしょうが、最近はSpiderでしたからそんな感覚はありませんでした。

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遅れてきたK君一家とも無事に富士川SAで合流し、鰻屋を目指します。笹本氏は以前にお茶業界にいたためにこの静岡界隈に詳しくなったそうですが、吉田ICを降りて大井川に沿って走っていると、予告もなしにいきなり河原の駐車場にクルマを停めました。道にでも迷ったかと思っていると、何と観光案内とのことで大井川にかかる日本最長の木造橋を見せてくれたのです。
ご承知の通り大井川は江戸時代に江戸に攻め込む敵を防ぐために法律で橋をかけることを禁止されていたのですが、もともとが暴れ川で、流れが急でしかも川幅があったために橋を架けることが困難な川でもありました。そのために旅人が川を歩いて渡るのは命がけで、安全に渡るためには川越人足という地元のガイド兼人足に料金を支払って、おぶってもらったり、戸板に乗せてもらったりして川を渡してもらわなければなりませんでした。

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ようやく明治12年に周囲の茶畑の開墾のために架けられた橋がこの蓬莱橋で、全長897.4mは木造の橋としては世界最長なんだそうですが、残念ながら天気が悪かったため渡らずに(料金が100円かかるそうです)、記念撮影をして見物するだけにしました。それにしてもこうして観光スポットに案内してくれるとは思いませんでしたので、笹本氏のサービスにびっくりしてしまいました。

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島田駅を目指してさらにしばらく走り、路地を曲がった先に目指す鰻屋はありました。正直言ってこうして連れて行ってもらえなければ絶対に見つけることなぞできないであろう場所です。聞けば笹本氏も何度か地元の方に連れて行ってもらったので知っていたそうで、おおよそ観光マップなどには載っていない「知る人ぞ知る」場所でしょう。

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そしていよいよ鰻の登場です。あらかじめ笹本氏より「素朴で庶民的な鰻だよ」と聞いていたのですが、どうしてどうしてボリュームがあるのは流石ですが、それ以上に美味しいことに感激しました。
東京の背開きと違って関西風の腹開きで捌かれた鰻は、蒸さずにそのままタレ漬けで焼き上げられているのですが、思った以上に柔らかくて気がつけば皆黙々と平らげていました(笑)

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お腹が一杯になったところで、次に連れて行ってくれたのは何と茶畑でした。
これまた笹本氏が昔お世話になったという農家で、その茶畑の中を案内してくれたのです。

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日常生活の中で遠目で茶畑を見ることはあっても実際にその中に入って行く経験はそうはないでしょう。しかも笹本氏だけでなく、一緒に行ったJOEさんは現役のお茶屋さんですので、二人の知識で私たちシロートのどんな質問にも答えてくれます。

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社会科見学の後は買い物で(笑)、次なるお目当ては焼津のさかなセンターです。

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ここは東名の焼津インターの傍という素晴らしい立地で、思わずおみやげを買ってしまうという実に心憎い市場でした。

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私たちはここで失礼したのですが、皆はさらにバケツプリンというデザート探検に出かけたようです。
観光地を巡るツーリングも楽しいのですが、こんな裏メニューも実に濃厚で、メンバーが順番に自分の縄張り?を案内するツーリングを企画するのも面白いかもしれません。
さて、次の幹事さんは誰でしょうか…?

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