
アルファ・ロメオに乗っている方は、多かれ少なかれそのスタイリングに惚れた方が多いのではないでしょうか。確かにその性能やドライブフィールも選んだ決め手の一つであると思いますが、それ以上に
アルファ・ロメオがスタイリッシュでお洒落でなければ選ばなかったのではと思います。
最近でこそ随分一般的になったアルファ・ロメオですが、以前はよく「このクルマはなんですか?」と聞かれたものです。そして少しクルマ好きの年配の方だと、昔のジュリアのハナシなどを嬉しそうにされるのですが、そうでない方も、「やはり日本のクルマとは違いますね」と感心されたりしました。
よくアルファ・ロメオは乗り手を選ぶ・・・などと言われますが、私自身はヒトに聞かれて、「アルファ・ロメオに乗ってます」と答えたときに、「らしいですね」と言われるとちょっと嬉しくなったりします。それは20年近くアルファ・ロメオばかりに乗り続けた結果、少しではありますが、
ようやくアルファ・ロメオが似合うようになったのかな・・・と思える瞬間です。
アルファ・ロメオに乗るようになってから、そのクルマをどんなシチュエーションで走らせるか?ということに気を遣うようになったように思います。そしてクルマの写真を撮る機会が増えて行きました。それまではスナップ写真の背景にクルマが写りこむことはあっても、クルマのみの写真を撮る機会なぞは殆どありませんでした。それがアルファ・ロメオに乗るようになってからは、クルマの「写真映り」を気にするようになったのですから、やはり私自身もアルファ・ロメオのスタイリングにも惚れているのだろうと思います(苦笑)
アルファ・ロメオのスタイリングは流麗という表現で表わされることが多いのですが、実際に写真を撮ってみると、似合う背景が異なっていることに気がつきます。例えば同じSpiderでも115系のSpiderと916系のSpiderではそのスタイリングが映える風景は異なります。
下の写真は、私が以前所有していたSr.4のSpiderを桜の下で撮ったものです。

115系Spiderは桜や緑といった自然が良く似合います。それは
自然の中にスタイリングが埋没するのではなく、かえって互いが引き立つという相乗効果を生み出すデザインだと思います。
ところが916系Spiderを同じ撮影場所で撮ってみると、

違和感を感じてしまうのです。それは同じく個性的なスタイリングでありながら、916系は個性が強いため、自然物の中では浮いてしまうのです。もちろんボディカラーなどの要素もあるかと思いますが、
916系は近代建築や無機的な背景の中で際立つデザインではないかと思います。
そんなことを考えるときにヒントとなるのが広報写真です。ご存知のように広報写真とはメーカーがそのクルマを最も際立たせるアングルと背景で写真を撮り、プレス用やカタログ用に提供するものなのですが、その写真にはスタイリングを表わすものと、使用するシチュエーションを表わすものがあります。115系のSpiderの広報写真で印象的なものは、やはり女性やカップルがドライビングしているもので、アルファ・ロメオはDuettoの時代からSpiderをスパルタンなスポーツカーとしてではなく、洒落たライフスタイルにマッチしたクルマとして販売したかったのだろうと思います。
適当な広報写真の例が見つからなかったのですが、下の広報写真はSr.4のスタイリングを強調するものです。モノクロ写真ではありますが、やはり背景は森に設定されています。

では、アルファ164は?と言うと、自然よりも都会が似合うクルマだと思っています。私の好きな撮影ポイントは新宿の新都心とお台場でした。

そして後年になって、アルファ・ロメオの広報写真を入手したのですが、その背景に選ばれていたのはやはり無機的なコンビナートでした。

皆さんの愛車の似合う背景はどんなものでしょうか?もしそれがメーカーの広報写真に似ていれば、スタイリングコンセプトをちゃんと理解しているということになるのではと思います。
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本日ご紹介するのは8気筒エンジンを搭載したTipo33のある種の完成形とも言えるTT3です。
ヨーロッパでは戦前から公道レースが数多く開催されていました。と言うより、もともとレースの原点が公道レースであり、後にクローズドサーキットで開催されるようになったレース専用のGPカーによるものとは別に、もっと身近であり、しかも非日常のスピードで目の前を駆け抜けるのがこの公道レースの醍醐味であると言えるでしょう。

特にイタリアでは伝統ある公道レースが数多く開催されていました。ブレシアをスタートする1000マイルに及ぶ周回コースで争われるミッレ・ミリアが有名ですが、クローズドコースと公道の両方で争われるジーロ・デ・イタリアやシチリア島の周回コースで争われるタルガ・フローリオも公道レースとしては伝統と格式あるレースでした。
前述しましたが、この
公道レース最大の魅力は、日常自分達が走っている道を、これまた日常自分達が乗っているクルマで出場できることで、事実、数多くのプライベートエントラントが自らのマイカーで出走していました。もちろんこれらのエントラントは優勝争いに加わることはできず、優勝争いはワークスや準ワークスにより特別にチューニングされたレーシングカーにプロドライバーが乗って争われたのは言うまでもありません。
それは、あたかも現代の市民マラソン大会のようなもので、例え同じコースを走るとは言え、トップグループはプロのアスリートによって占められているのと同じです。
公道レースでは自分達が日常生活で走っている道であるが故に、トップクラスのレーシングカーの常軌を逸した速さと、それを駆るドライバーの神業が実感できます。私自身も自分で茂木や富士を走ってみて初めて、F-1の速さとF-1パイロットの凄さが実感できたのです。
そしてその
公道レースの中で最も過激だったのがタルガ・フローリオです。
1965年に排気量1.6LでスタートしたTipo33は新開発のV82Lエンジンを得て実践に投入されます。スポーツプロトタイプというカテゴリーに投入されたTipo33はクラス優勝を重ねて行くのですが、総合優勝はポルシェやフェラーリの大排気量モデルに及ばず、悔しい思いをしていたアウトデルタは排気量を3Lに拡大したTipo33/3を1969年に投入します。しかしライバルは5Lもの排気量を持ち、CANAMレースとかけもちで参戦していたのに対し、エンジンの信頼性と軽量故のブレーキング能力に優れたTipo33/3は善戦しますが、排気量に基づくパワーの差はなかなか埋めることができませんでした。それでも、1971年タルガ・フローリオ、ブランズ・ハッチ、ワトキンス・グレンで優勝し、年間メイクスランキング2位を獲得したのは、ライバルを考えると素晴らしい成績で、Tipo33がいかに優れていたかを物語っています。
ハナシをタルガ・フローリオに戻しましょう。このレースは、シチリア島北西部の山岳路の一周72キロのコースで開催されたレースで、その第一回は1906年と伝統ある公道レースです。
そのコースは295ヶ所にも及ぶコーナーがあり、路肩にはセーフティスペースなぞ全くなく石壁で囲まれていました。路面も特別な舗装ではなく滑りやすくバンピーで、コースアウト即クラッシュというおおよそレースができるような道ではありませんでした。それでもル・マン24時間、モンテカルロ・ラリーと並ぶ格式あるビッグイベントとして単にイタリアだけでなく、世界中のエントラントがこのシチリア島に集まって来たのですから、そのレースがいかに魅力的であったかが分かります。
死と隣り合わせであるからこそ、それは一種の麻薬のように観客もエントラントをも魅了したのでしょう。そして、このレースはなんと1977年まで続けられます。終了のきっかけはもちろん事故で、クルマの性能がどんどん向上し、さすがにこのような公道をホンキでレースすることはできなくなってしまったのです。
それでもこの公道レース復活望む声は絶えず、ヒストリックイベントとして復活し、現在に至っています。その出場車は当時のクルマと限定されてはいますが、それでも画像で見るとそのスピードは常軌を逸しており、細かい事故は絶えないそうですので、やはりエントラントをホンキにさせる何かがあるのでしょう。
付属するミニチュアモデルは1972年のタルガ・フローリオを2位でフィニシュしたTipo33TT3のモデルです。タルガ・スペシャルとも呼べるショートホイールベースに加えて、路面の状態に合わせて僅かに車高を上げた姿をうまく再現していると思います。




いつか機会があれば、私もこのコースを走ってみたいものです。そうすれば当時のドライバーが如何に凄かったかを実感できるに違いありません。
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毎回、今度は絶対に買うまいと思っているサークルK/サンクスで販売される京商のミニチュアカーコレクションですが、かねてから噂にあったとおり、アルファ・ロメオの第二弾が販売されることになったようです。
詳しくは
京商のサイトをご覧いただければと思いますが、前回の第一弾の際には、オトナ買いはおろか、夜中に近県のサンクスをローラー作戦で買い漁るという恥ずかしい凶行に及んでしまったので、
今回は少し冷静になろうと思っています。しかし、いざラインアップを見てしまうと、それはそれでちょっと燃えてしまうチョイスです。

前回のマゼラーティコレクションの際もそうでしたが、このシリーズはとても子供を対象にしているとは思えない車種です。現在の子供がコンビニの店先で、買ったばかりの箱を開けて、
「やりぃ・・・TZ2だぜ」などと叫ぶとはとても思えません(笑)
それほどまでに、オトナを悩ませる心憎い車種選択にうなってしまいました。アルファ・ロメオ公認ということもあって、現行モデルもラインアップにちゃんと加えられてはいますが、このシリーズを買うヒトの本命は、Breraや159Sportswagonであるはずがなく、おそらく155かTZ2であろうと思います。
願わくば、TZ2がロードゴーイングモデルではなく、コンペティションモデルであれば・・・と思いましたが、それは欲張りで、必ず自作デカールを誰かが販売するだろうと思いますので、簡単にコンペティションモデルに仕立て直すことができるでしょう。
私の狙いは、Giulietta Sprint、TZ2、Tipo33にRZくらいで、後はどーでも(苦笑)という感じですが、これらをゲットするためには結局、オトナ買いをしなければなりません。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、究極のオトナ買いは「カートン買い」と呼ばれる20箱が入ったコンビニの仕入れ用のカートンを買うことなのですが、

本来はコンビニの仕入れ用で、一般には販売していなかったものです。それが近年は当たり前のように売られているのですから、
「オトナ買いの極み」だと言えるでしょう。
実は、私自身も前回のアルファ・ロメオコレクションの際に、このカートン買いをしてしまったのですが、正直、ちょっと後悔しています。やはりこういった
ブラインドボックスは何が入っているか分からない箱を開けて一喜一憂するのが正しい楽しみ方で、カートン買いのような物量作戦は、終戦末期の連合軍の作戦のようで(苦笑)、ちっとも戦術的には面白くもなんともないのです。
今回は、カートン買いをせずに、地道に買っていこうと思っていますが、果たして何箱で止まるやら・・・(泣)
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私が所属するアルファ164オーナーズクラブは年に2回、全国規模のイベントを開催しています。それはドライブに最適な春と秋に行われており、春は西日本、中部支部主催により企画され、秋には東日本支部主催により企画されています。
もともとは秋のイベントのみだったのですが、西日本のメンバーは遠路のためその補助的な企画として春にも行うようになったのですが、そういった意味でも秋のイベントはオーナーズクラブの中心的なメインイベントと言って良いと思います。そしてその「秋の全国クラブラン」と呼ばれるイベントが今年も9月7日に開催されます。
私は事務局としてそのイベントの裏方を例年やっているのですが、昨年はアルファ164生誕20周年記念パーティの企画があったため、さすがに2連荘は・・・ということでこの秋のイベントは他のメンバーにお任せしてしまいました。単なる参加者としてこのイベントに参加したのは久しぶりで、のんびりと楽しませてもらったのですが、今年はそうも行かず裏方をやることになってしまいました。面白いもので、私自身は参加者としても楽しむことができますし、裏方としてもこれまた楽しいので結局どちらでも良いのですが(笑)、それでも準備はそれなりに大変な作業です。
通常は会場探しから始まるのでしょうが、私たちの場合は例年、場所は
蓼科パークホテルと決めています。このホテルは、これまた毎年開催されるALFA ROMEO DAYの会場になっているホテルなのですが、こういったクルマのイベントには慣れており、イロイロと便宜を図って頂けるので大変助かっています。
イベントを企画する側からすると、一番苦労するのが場所選びですから、場所の選定をしなくても良いのは大助かりです。そして会場側が手馴れているのも同じく大助かりで、今回も事前打ち合わせはせいぜい食事のメニューぐらいのものでした。
そしてイベントのメインがタイムラリーなのですが、これも永年に亙っての定番企画として実施されているものです。このタイムラリーについては
過去のブログで詳細をご紹介していますので、どのようなものかはそちらをご覧いただきたいのですが、そのコース設定のためには必ず事前の下見が必要となります。
先日の週末にその下見に行ってきたのですが、ご存知の通り天候は最悪でした。

まずは中央高速で諏訪ICを目指したのですが、雨にもかかわらず高速は大渋滞!です。

夏休みも終盤ということもあったのでしょう。こんな天候でも行楽地に出かけるクルマが多く、八王子JCTを抜けるまでに2時間かかってしまいました。

それにしても毎度渋滞する度に思うのですが、休みの日の高速マナーは最低で、高速道路を走り慣れていないドライバーは平気で追い越し車線を80km走行で塞いでいますし、路肩走行も結構見かけました。
このハナシは別途いずれ書きたいと思っていますが、交通に限らず
人間社会には法律だけでなく、暗黙の了解とマナーがあると思います。法律を守るのは大前提として、それだけ守っていれば快適に皆が生活できるか?というとそうではなく、むしろ「快適」という点ではこの暗黙の了解とマナーのほうが重要な気がするのですが、残念なことにどこかに書いてあるワケではありませんので、確信犯ならともかく、
それを知らないヒトの行動に対してはため息をつくしかありません。やっとの思いで到着した蓼科は濃霧で、とてもコースを下見できる状態ではありませんでした。ましてや基準タイムを計測するなどということは全く不可能です。仕方なく翌日に集中して行うことにしたのですが、次の日は霧は少しは晴れたものの、道路が川のようになるほどの豪雨でした(泣)。

それでもお昼頃になって雨も小止みになり、コース設定と基準タイム計測を何とかこなして現地準備を終了することができました。今年のコースはワインディングあり、景色を楽しむポイントありと盛り沢山なコース設定ですので、参加される方には楽しんでいただけるだろうと思います。
これで準備は終了か・・・と言うと、コマ地図の作成やら名札の作成などの事務作業に加えて、賞品の調達という大変ながら楽しい交渉作業が待っています。
こんなことをしながらイベント当日を迎えるわけですが、実は参加する以上に楽しかったりするのは元来の性格なのかも知れません。
こうしたイベントには、
楽しんでくれる参加者と、楽しんでくれている参加者を見るのが楽しい主催者(スタッフ)が必要不可欠で、その両方が揃って初めて、お互いにストレスのないイベントができるのではないかと思います。
さて、今年も目一杯楽しみたいと思います。
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笹本氏のご自宅を紹介したところ皆さんの反響が良かったので(笑)、私から見て素敵だな・・・と思ったリフォームのポイントをご紹介したいと思います。

玄関は笹本氏の好みから広げられており、広々としたスペースとなっています。確かに入り口が狭いと家全体が圧迫感を持ってしまいますが、玄関が広くて明るいとそれだけで広々として見えます。

下駄箱はアイディア満載です。収納力もさることながらパンチングされた裏板の後ろに照明を入れることにより靴が見やすくなっています。

洗面所も彼のゴダワリポイントです。三面の鏡はどこから撮影しても自分が映りこんでしまうために、この写真を撮るにも大変苦労しましたが、奥様にとっても使い勝手のよい洗面所となっています。

バスルームも大幅なリフォームにより明るく生まれ変わっています。おそらくバスルームのサイズは変わっていないと思われますが、洗面所と同じく明るく使い勝手のよい(使ったことはありませんが)、バスルームであろうと想像できます。

ベッドルームも間接照明が効果的に使われており、リビングと統一されたコンセプトです。寝心地は・・・分かりません(爆)

ベッドルームには奥様のドレッサーもあるのですが、ウッドブラインドがアクセントになっています。

ダイニングスペースの飾り棚も手作り品です。ダイニングスペースはベランダへ通じているため、風の通りも良く、明るい場所です。

リビングにはもう一箇所の壁面があり、ここも手作りの棚が設えてあります。彼はこの辺りの空間の使い方が実に上手く、床のスペースを殺ぐことなく圧迫感のない収納スペースを確保しています。

リビングのソファーも彼が拘り抜いた選択なのですが、単にソファーを置いただけではありません。

ソファーの背面には出窓と面一になるように細工がしてあります。このスペースはナンと配線を隠すための造作です。


そもそも、なぜ私がこのような写真を撮っているかというと、リフォーム工事が終了した際に笹本氏から写真を撮ってくれと頼まれたからなのですが(苦笑)、実際に訪ねてみるとその随所に発揮されているアイディアは秀逸で、参考になるところが多々あり、つい、「これは幾らかかったの?」と尋ねてしまいました。
なんだかどこかのTV番組のようになってしまいました(苦笑)
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